狂犬くんと狂犬ちゃん3【今日俺】

狂犬141匹 ページ46

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「くそぉ！！！！

どうなってやがんだよ！！！！！！！」






事務所に響き渡る怒号





『……私、なんでここに連れられてるんですか』




つい先程何者かによって連れられてきました





「あ？っるせぇ！！！！！！！」


『ｯ……』




長い足が伸びてきて

ガンッと後ろのソファに当たる





________________俺の女になれ




あの言葉は本気だったのか、と思い知らされる

本気じゃなければこの人は既に私を殺しているだろう





なんでかこんな時に限って冷静で……





『はぁ……』




どうやって抜け出そう、そうやって色々考えを巡らせていた


その時






「お控ぇなすってぇ」




『……！』
「あ？」




「あっし軟葉高校のぉ、三橋とぉ申します」


「伊藤と申します」



『みっちゃん……いとーくん……！』




するとこっちを向き少し安堵の表情を見せる2人




「テメェら……！」




月川さんの意識が2人に向いた瞬間に

2人の後ろに逃げる


幸い縛られてたのは両腕だけで歩くことは出来た





「ﾁｯ……上等だよ、オラ、来いや」


「……伊藤

お前は病み上がりだからまぁ見ててくれや




やばくなったら助けてちょ」





そう言って前に出るみっちゃん


私はいとーくんによって守られる体制になる




「待て、その女はもう俺の女なんだよ」


「は？Aが許可したのか？」


『する訳ないでしょ、私にだって選ぶ権利があるもの』



そう言って馬鹿にしたように笑顔を貼り付ければ


「いいよ、こいつらぶっ殺して取り返してやる」と物騒な宣言をいただく



「伊藤を左だけでやったらしいですね

なんなら俺も…左手一本で行かせていきただきます」






うちのみっちゃんは強いんだからね


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更新多くてすみません！


更新の手が止まりません…

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