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狂犬134匹 ページ39






結局あの後いとーくんのお見舞いには行けず……





朝、学校に向かっていると松葉杖のうに頭が前に歩いていて……







『いとーくん!!!!!!』



そう叫びながら走る




「あ、Aちゃん」


おはよう、とクシャッと笑ういとーくん



『鞄、持つよ!』

「あ、ありがとうね」



昨日のことは気になるし


どんだけ考えても分からない


なら考えても意味が無いなって思えてきて



これから起こることに全力で向き合おうと決めた




教室に入ると



「うぉーーーーー!伊藤さん!!

もう良くなったんすね!!!!!!」


そう興奮気味に駆け寄ってくる佐川くん



みっちゃんは…………ん?



「おう、でもまだ松葉杖だけどな」



あれ……うん…………?



「ん?どうしたの、Aちゃん」


『…あ、あれ…………』





みっちゃんの席であろう場所を指さす





「……三橋さんの席に誰か座ってますね」

『だよ、ね……』

「……」



3人でその謎の人物に近寄ると……



「うわーーーーー!?!」



佐川くんが叫ぶ



「三橋さん!?どうしたんっすか!?!」


「は!?三橋!?」


『この真面目くんが!?!』



こちらを見上げて「やぁ、伊藤くん、有栖川さん」と言う






七三分けの黒髪メガネ




『み、みっちゃんじゃない……』



思わず声が漏れる


「三橋さん!どうしちゃったんすか!」


「今日から僕は、ツッパリを辞めて


東大を目指します」




『はぁぁぁ??!』


急な東大発言に驚きが隠せない一同



すると、来い、といとーくんがみっちゃんの手を掴み教室から出ていった





『な、なにごと……』

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くりーむぱん(プロフ) - なーなー@今日俺#最高かよ。さん» ありがとうございます! (2019年2月12日 20時) (レス) id: 655e3d0b42 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺#最高かよ。(プロフ) - 番外編までお願いします! (2019年2月11日 19時) (レス) id: 81356d4d41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くりーむぱん x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 12時

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