狂犬くんと狂犬ちゃん3【今日俺】

狂犬99匹 ページ3

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翌朝



「Aちゃぁぁぁぁん」

『もー、なにみっちゃん』


みっちゃんが私を【Aちゃん】と呼ぶ時はなにか楽しい時か企んでる時



多分今回は企んだことが成功して楽しいんだろう




「良いもんやるからそんな顔すんなって」


そう言って1枚のびらを渡される




『ふっ…なぁにしてたの』



ビラには藁を食べる今井さんと

バナナの皮を食べる谷川くんの写真が



よく周りを見るとそのビラはいたるところに貼られていて……



『で、今井さん達に何したの』


「まあ…？い、ろ、い、ろ？」


『ふぅん？』



あとから聞いた話で知ったけど


まさか廃ビルに閉じ込めて……さすがみっちゃん、やる事がえげつない




『そういやもうそろそろあれだよ』

「どれだよ」


「新学期だろ？」

いとーくん、ご名答


『またまた先輩になっちゃうよ』


「俺に人気が集中しちゃうから？Aちゃんと伊藤くんは？心配しなくても？いいんだぜ？」


『「はいはい」』


んだよ！とか騒ぐみっちゃん


うん、人気集中するかな？



『変なの来ないといいな〜


金髪とかウニとかはもう1人ずつでいっぱいいっぱいだよ』


「え、この頭変とか思ってたの！？」


「このウニ頭と一緒にすんじゃねぇ！」

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