狂犬83匹 ページ36
・
「で、何があった！！！！！」
『な、何も無いよ！！』
翌日学校で朝一尋問にあってます
「嘘だ…Aはこんなぼーっとした子じゃないものｯｯ!!」
『別にボーッとなんかしてないよ！失礼な！』
学校に行った瞬間、肩を捕まれ何も無かったかと前後に揺らされた
普通に酔うぞ、私でも
『とにかく！大丈夫だから、ね？』
「ほんとかぁ……？」
「Aちゃんのこと信じてやれよ」
呆れたように零すいとーくん
「なんかあったら俺は許さないぞ！」
プンプン！と言いながら怒った素振りをするみっちゃん
「で、Aちゃん何があったの？」
『へ？』
お昼時間
今日は理子ちゃんに誘われて
理子ちゃんの教室で食べてます
『な、な、な、な、な、な、な、何も無いよ』
「嘘だぁ、目が泳ぎまくってるよ！」
もう、と言う理子ちゃん
やだ、世界遺産並にかわいい
『いや…え…いや…なぁ…ん………
ありました』
「ほらぁ、だってAちゃんいつもと違ったもの」
『あのね…昨日……その、』
相良さんに告白なるものをされました
そうボソボソと伝えると
「え！？！！！？？！！？
相良さんに！？！！？！」
『こ、声が大きいよ！！！』
思いのほか大きめの声で叫ぶ理子ちゃん
『と、とにかくみっちゃんには内緒で…』
「確かに三ちゃんに言ったら大変なことになりそうね…」
『ねぇ…理子ちゃんはやめろって言わないの？』
「え？」
『だって、相良さんは開久で、みっちゃんもいとーくんも傷つけられて』
「そうね…」
やっぱりやめろって言われるんだろうな…
そう思っていたのも束の間
「別に言わないわよ？
確かに酷いことしてると思う
でもそれはAちゃんがその人を嫌いになる理由にはならないんじゃないかな」
『え？』
「Aちゃんには悪いけど
私は大っ嫌いよ」
『ふふ、そうだよね』
「でも、Aちゃんがその人に優しくされてて、告白も嫌じゃなかったなら、私は反対しないわ
」
『うん…ありがとう、理子ちゃん
私もみっちゃんとの恋、応援してるよ！』
「べ、べ、べ、べ、べ、べ、別に三ちゃんのことはなんとも思ってないですがす！」
『ですがす、言っちゃってるよ、図星丸見えだよ』
やっぱり理子ちゃんは優しいな
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くりーむぱん(プロフ) - しーさん» ドキドキしてもらえてるでしょうか！嬉しいです！これからもぜひよろしくお願いします！ (2019年2月5日 15時) (
レス) id: 655e3d0b42 (このIDを非表示/違反報告)
しー - 読んでるとドキドキします！！これからも応援しています！ (2019年2月5日 1時) (レス) id: 70e4e2634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん x他1人 | 作成日時：2019年2月4日 18時
