話をして兄さん (ページ29) - 小説

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家族の話2 ページ29

S、爆豪

『うぉ……』

…情けねー声だな。知れば知るほど俺を助けてくれた時輝と違いすぎるだろ。ギャップは萌えるとか聞いたことあるが萌えない。

…とりあえず湿布だ。俺がわざわざ取りに行ったんだありがたく思え。

『急にめくるな』

…なんでこんな青くなるんだよ。

「…………湿布貼ってやる」

『マジで？』

「ありがたく思え」

『ありがたい』

煽ってんのかよ…

『つめてっっ……』

容赦無く貼ってやるとまたも情けない声が聞こえた。

「情けねーな」

『知ってる』

「は………？」

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作者名：終着点 | 作成日時：2017年9月23日 16時