話をして兄さん (ページ14)

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俺の怪我は後回しだ次はあの、、

『！？……オールマイト』
俺が振り返ると、それと同時くらいに敵がオールマイトによって吹き飛ばされていた。

ヒーローは遅れてやって来るもんなぁ…

時間稼ぎは出来たらしい

いいとこだけ持ってかれた感があるが

まぁいいか

オールマイトが来たならもう大丈夫だろ。

敵に捕まっていた子供は記者に囲まれていた。

なんでそこだけ行動早いんだよ記者

『オイ…大丈夫か』

「は、はい…！」

もう一人の子供に話しかけるが意識はきちんとあるようだならいい。
これ以上ここにいたところで仕方がない。
取材なんぞごめんだ。

『おい…帰るぞ』

そういい腕を引いた

「あっあの…その…っ」

『…………ぁぁオールマイトの方がいいか』

「そ、そそそそんなことは！！」

わかりやすっっっっっ！！逆に尊敬するわ。
俺はヒーローじゃない。フラれた気分だがそれより俺は早く帰りたいんだ。

『そっ…まぁ俺帰るわ…じゃーな、ちっさいヒーローくん』

何故か目を見開いていたが
俺はその子の手を離した。