Memory of youth（HiB短編集）

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そんな幸せな時間もあっという間で



もうすぐ駅に着いてしまう、









やだ、まだ帰りたくない









そんなわがままは、
私に言えるわけがなくて。









もう当分、会えないの、









学校一緒じゃないし


最近は、部活が忙しいみたいで
なかなかウチに遊びに来てくれない









こんなにも会える機会が少ないのは

お兄ちゃんの友達っていう、
近くて遠い距離 なんだもん









だから、ねぇ、

今だけでいいから
手を繋いで歩きたい









もう さようなら を
しなきゃいけないの？









今年こそは片想いを
終わらせようと思っていたのに




まだまだ、この恋は長期戦になりそう、









龍斗「A、」



「ん？」









そうやって、龍斗くんは
お兄ちゃん同じ目をするの









龍斗くんにも妹がいるって言っていたっけ？









その子と、同じなの、？


だから、私とこうやって
一緒にお出かけしてくれるの？









もう、、、いっそのこと









今すぐ、私を抱きしめてよ、




……なんてね、？









龍斗「Aのお兄ちゃんに連絡しとくからさ」



龍斗「まだ返したくないっていったら、どうする？」









END「ONE Sided Love」


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