Memory of youth（HiB短編集）

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優斗と私のローファーが音を立てながら、
夕暮れを景色に、ふたりの影が映る






「ほんと、ごめんね。
送ってもらっちゃって、」



優斗「全然大したことないって。
それに帰ってる途中に倒れられても困るし」







少し見上げれば、隣に優斗がいて。

付き合ったらこんな感じなのかなとか
変な妄想しちゃってる自分がいる








優斗「そういえばさ、明日夏祭りあるよな」





「、うん」






……





優斗「一緒行く？」



「え、」



優斗「あ！お前、風邪ひいてんだったな笑」








熱あんのに、夏祭りなんて行ったら余計悪化しちゃうねって笑う優斗


……うそ、優斗にさそわれた、









「夏祭り、、、、、
熱下がったら行ってもいい？」









一か八かの、賭けに近いけど。







優斗「え？」


「頑張って、熱下げるから。
……明日、一緒に行こ？」









想いが、優斗に届いて、！








優斗「……ふはっ、頑張ってって、
どうやって下げるの？」







それは、、、



「たくさん寝る？」






優斗「おお！それは重要だな」





それの遠くを見て、笑ってる優斗

ねぇそれって、、、、、。







「だから、一緒に行っちゃ、だめ、？」







彼は何を考えてるのかわからないけど、
せめて、私の考えていることが伝わるように。







優斗「、そんなに行きたいの？」


「うん」


優斗「……俺と？」


「……うん。優斗がいい。」









お願い、伝わって、









優斗「多分勘違いしてるよ、俺」



「勘違い、してよ、」



優斗「え？」









今から、きちんと言う




「ちゃんというから聞いて、？」






「優斗と、……優斗の、彼女として
夏祭り一緒に行きたい、です。」




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