Memory of youth（HiB短編集）

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雄登「例えばー、水族館一緒に行くとか？」




「あ！それいい！水族館行きたい！」







お魚たくさんいて可愛いし、
何より雄登くんと……デートできる、、！






雄登「あ、でもお前には龍我がいるか、
じゃあ、ふたり分のチケットあげる」





「え？」






違う、雄登くんと行きたいの、








龍我は私の同じクラスの子で
確かにクラスの中で1番仲良しだけど、

……別に恋愛の感情は持ってないよ、








ちなみに、龍我は私が
雄登くんのことが好きなのは知っている









「別に！龍我は好きじゃない」




雄登「あーはいはい。
雄登お兄ちゃんには隠さなくてもいいんだぞ？」







「だから本当に違うの！
私別に好きな人いるもん！！」





……






雄登「え？そうなの？」




雄登「だれ？」





「い、言うわけないでしょ！もう！」







雄登「教えてくれたっていいじゃんー」



「言わないもん！！」



雄登「えー？笑 まぁ、いいよ。
じゃあ、水族館のチケット2枚でいい？」



「……うん」







雄登「じゃあ、ちゃんと行けるように勉強頑張れよ？」









優しくぽんぽんと頭を撫でる






「うん」






ニコって笑った雄登くんの顔は、
すっごくかっこいいけれど

やっぱり、妹を見ているような目なんだ、







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