Memory of youth（HiB短編集）

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先生「はい、今日は外国と日本の関係についてをパワーポイントにまとめてもらいます。

まずパソコン開けよー！」







6限のコンピューターの授業





先生の言う通りに丸いボタンをポチッと押すと
私より先に隣の画面が明るくなった








優斗「あ、パスワードなんだっけ、」


「12345でしょ？」


優斗「あー！そうそう！ありがと！」







数字を順番に、
ひとつずつキーボードをクリックしていく優斗





高橋と、高崎

番号順が連続だから、
お陰様でパソコンの授業までお隣さんなの









「普通、毎回パスワード忘れるかなー
忘れないようにってパスワード簡単にしたのに、」



優斗「いやー、忘れるもんは忘れるんだよ！」



「じゃあなんで覚えようとしないの？」



優斗「だって、Aが教えてくれんじゃん」








もう、そういうところ、本当ずるい、







「来年違うクラスになったら知らないよ？」



優斗「来年も教えてくれるんでしょ？」



「いやいや、まだ同じクラスって決まったわけじゃないし！」



優斗「でも来年まで同じだったら、ある意味奇跡だよな笑」








1年も2年も、全部で8クラスあるのに
美夕と優斗と私は連続で同じクラスなの


出席番号も美夕、私、優斗っていう順番は全く変わってない





それもすごいんだけどさ、笑





「まぁねー」



優斗「ということで、来年もよろしくー」



「も、意味わかんない、笑」






でも来年同じクラスになれたら
どんなに嬉しいか、、、、





……今のうちに運貯めとこ、









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