Memory of youth（HiB短編集）

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美夕「でも、もしかしたら両想いかもしれないじゃん」



「そんなわけないよ！
だって、優斗は私のこと女だと思ってないもん、」








お弁当の具材を勝手につまんで持ってくし、
アイスを食べ合うとか普通だし、

なんなら飲み回しも全然するし、、、








この間のクラスでやったバーベキューの時は、クラスの女の子と食べ回ししてたら、

優斗、顔真っ赤だったんだよ？








なんか、そういうの見ると、
私だけ扱いが違う気がするの。






特別な意味じゃなくて、
女の子として見られてないと思う。


でも、優斗とのそんな関係が好きなんだけどね、









美夕「もう全く、Aったら。
帰りまでに誘いなさいよ！」






「……検討します。」


とは、一応言ったものの。









絶対、誘えないよ！

実は、2週間前からずっと誘おうとしてて
ここまで引きずってるのに、

今日いきなり誘えるわけないじゃん！！！









心で言い訳をしながら机に顔を伏せると、
誰かが私の頭をポンッとたたいた








「、だれ？！」








すぐに顔を上げると、





優斗「俺。笑 おはよう、A」






クシャッと笑いながら私に挨拶をする、
私の好きな人がいました。







……あ、寝癖たってる、






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