隣の席の東雲くん。

お食事会 ページ27

*



暁山「あ、弟くんじゃん。また絵名のパシり？」



彰人「見たらわかるだろ。」



この状況を説明するに…
東雲くんとえななんは姉弟、ということ。
うちが大好きなえななんの弟が東雲くんだなんて。



『えななんが姉って教えてくれたらよかったのに！』



彰人「聞かれてねぇからな。おい絵名、用が済んだら帰んぞ。」



絵名「そうだ。これからみんなでご飯食べに行かない？丁度いい時間だし。彰人も来なさいよ。」



暁山「いいねぇ〜！みんなで食べよ！」



瑞希とえななん2人が盛り上がりご飯を食べに行くことに。うちと東雲くんは話についていけない。



『…なんかよく会うよね。』



彰人「なんでだろうな。」



東雲くんとは色々なところでよく出会う気がする。
運命かな？なんて心の中でほざいて瑞希たちについて行く。瑞希のことだからきっと近くのファミレスだろう。





うちの予想は的中。
近くのファミレスでご飯を食べる。
瑞希は大好物のフライドポテトを必ず注文する。



それからご飯を食べながら色々な話をした。
学校のこと、趣味のこと。
ずっと話していて笑いが絶えなかった。




暁山「わ、もうこんな時間。そろそろ帰ろっか。」



『そうだね。学校だしね。』



暁山「じゃあ今日はここで解散！みんなまたね！」



帰り道、えななんの連絡先を貰ってルンルンな気分で家に帰った。

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