あとがき ページ37
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ありがとうの気持ち
みなさま、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
本作は、歴代の話の中でも最も思い入れが深く、完結させて、私のそばから手放すのが惜しいものでもありました。同時に、どのような終わりを迎えるか、以前から決まっていたものの、果たしてこのような終わり方で良いのか、迷っていたものでもありました。
Aは、無惨さまに拾われ、生きていきました。無惨さまが全くの善人であれば簡単でしたか、そうではなく、一つの物語の中で、人々の恨みを買う『悪役』です。因果応報といいますか、無惨さまに下った罰こそ、Aの死であると私は考えます。
罰。もちろん、罰だけではないです。
これは私なりの、救済です。
死へ希望を見いだせるよう。無惨さまへの、せめてもの贈り物です。おこがましい話です。お恥ずかしい話です。
補足させていただきますが、これは蛇足であるので、もう十分だと言う人は読まなくても大丈夫です。
Aの死後、鬼殺隊により殺された無惨は、地獄へ落ちます。地獄で果てしない時間を過ごしますが、Aのことを考えることで自我を失うことなく耐え、それは地獄での罰を全て終え、とうとう地獄を抜け出すことが出来ます。そうして、輪廻の輪の手前で、生まれ変わる寸前に、Aと再会します。
二人は手をつないで、ともに輪廻の輪にのり、生まれ変わります。
そうして、二人の話は現代へと繋がります。
今のところ続編を書くつもりはありませんが、番外編は書くかもしれませんが、ここに更新するかは怪しいです。
最後になりますが、本作への思い入れは強く、この場で語りたいことは多くありますが、言葉にすることができません。
長い長い時間をかけ、何とか完結へとたどり着くことができました。
ここまで応援して下さり、ありがとうございました。
コメントもしおりも評価も、全て本当に励みになりました。
本当に本当に、ありがとうございました。
きりんの木
おまけ
新しい作品はここにはもう投稿しない予定ですが、pixivにて活動は続けていくつもりです。
名義が全く変わっているので、探しても見つからないかもしれませんが、何かの拍子に、再び私の話に出会って、楽しんでくださると嬉しいです。
蛇足でした。
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久遠(プロフ) - 本当に凄く素敵なお話でした。転生した先で2人が幸せであることを願います。転生した先でのお話も読みたいなぁという気持ちもあります。きりんの木さんの小説をまた読みたいのでpixivのアカウントをいつか絶対見つけたいです。教えてくださるのが1番助かりますがね笑 (6月28日 21時) (
レス) id: d025dfcb18 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 素敵な話でした。どの目線から言うのかという感じですが、文章の書き方も素晴らしいかったです。無惨様への罰という形で終わりましたが、無惨様へ幸せを送る形で、新しい二人の話を読みたかったなと言う気持ちではあります。 (5月29日 23時) (レス) @page43 id: d9f5409103 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki0708(プロフ) - ドキドキが止まらない素晴らしい作品でした！！！無惨様の好感度爆上がりです！ (2021年12月14日 8時) (レス) @page43 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 約1年ぶりにお気に入りを探りこの小説を読み返しました。完結お疲れ様です。寂しいですが、2人らしい最期でした。悪役である無惨さまへの贈り物、素敵だと思います。素晴らしい作品をありがとうございました。 (2021年9月27日 3時) (レス) @page37 id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
なあ - 素晴らしい作品でした。作品の中の無惨が生きているような感覚でした (2021年9月25日 2時) (レス) @page37 id: a69664b85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりんの木
| 作成日時：2020年1月25日 12時
