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出掛ける日当日
待ち合わせ場所は何時もの喫茶店
柄にもなく楽しみにしていた。私服なんて物を持っていなかったので何時もの黒スーツで行こうとしたら姐さんに止められた
──
尾｢童、今日は
太｢まぁ、はい。姐さんは何処から情報を仕入れてるんです？｣
尾｢気にするでない。所で童もしやその格好で行くのかえ？｣
太｢えぇ。これしかないので｣
と言ったら姉さんは目を見開き
尾｢ならぬ！仕事着ではないか！こちへ来い！｣
とズルズル引きづられ服を変えられた
──
待ち合わせの場所に着くと彼女はまだ来ていないようで近くにあった
少しすると
貴｢太宰さん！｣
彼女の声が聞こえた
貴｢すみません。待ちましたよね｣
太｢大丈夫だよ。行こうか｣
私は彼女に手を出した
貴｢…ん？｣
太｢えーと。手、繋ごって事｣
少し恥ずかしくなって彼女から目を逸らした
貴｢い、いいんですか｣
太｢ダメだったら出さないよ｣
そう言ったら愛夏ちゃんは私の手に自分の手を乗せた
貴｢ふふっ。恋人みたいですね！今日は何処に行くんですか？｣
太｢君は意外と恥ずかしい事を言うね｣
貴｢太宰さんも恥ずかしいって思うんですね！｣
なんて、何時もより笑う彼女を見て私も頬を緩めた
着いた店は今、女の子に人気のパンケーキ屋
彼女はというと
貴｢わぁ！此処今人気の所ですよ！｣
と嬉しそうにしていた
並んではいたが予約しておいたので問題なく店内に入れた
貴｢ありがとうございます！やっぱり太宰さんは女の人慣れしてますね｣
なんて言うものだから
太｢え、どうしてそう思うの？｣
貴｢この間、学校の帰りに太宰さんが女性に言い寄ってるのを見ました！｣
しまった。見られてた
太｢あーいや。それはね｣
と少し弁解しようとすると
貴｢太宰さんは太宰さん何ですから気にしないで下さい(笑)あ、頼んだの来ましたよ！｣
目をキラキラさせて店員さんが運んできたパンケーキを見る
気にしないで、なんて初めて言われた。何時もは私が彼女でしょとか何であの女ととか
別に愛夏ちゃんと付き合ってる訳では無いが何となく嬉しかった
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星桜(プロフ) - カゲロウ(白ヰ迷ヰ戌)さん» ありがとうございます！ (2019年5月16日 6時) (
レス) id: 1dea27dd79 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ(白ヰ迷ヰ戌)(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2019年5月16日 6時) (レス) id: 26ee7c4c14 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - サイカさん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！ (2019年5月16日 6時) (レス) id: 1dea27dd79 (このIDを非表示/違反報告)
サイカ(プロフ) - 完結おめでとうございます！こんな短編にお話をまとめ込められるなんて凄い……今作も面白かったです！前回の作品も思い出しながら読んだりして、「あぁ〜やっぱ二人の愛は偉大だなぁ(((」とか思ったり(笑)更新お疲れさまでした！ (2019年5月16日 0時) (レス) id: f0e2e83b11 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - サイカさん» 前作も読んでいただきありがとうございます。ちびちびですが頑張って更新していくのでよろしくお願いします！ (2019年5月13日 6時) (レス) id: 1dea27dd79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2019年5月11日 7時
