【岩泉 一】裏切られた姫は大魔王の支配下へ

第4幕 ページ5

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　牢屋に連れて行かれてから数時間後





　 私は重い鎖を外され外に出るよう指示された






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　 だがそれは城の外ではなく…








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貴方)『………今………何とおっしゃいました………?…』







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菅原)『出て行きなさい』





澤村)『お前には失望した』






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　 "私達の子供ではない"…





　まるでそんな心情を目で訴えるかの様に母様と父様は言う






　 待って…







　 父様と母様まで信じてるの…?







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　 そして私は後ろに居た2人の兵隊にまた重い鎖を付けられ無理矢理宮殿を出される







貴方)『嫌よッ…?!



　 父様と母様まで私があんな事をしでかしたとお思いですか…?!



　違います?!!!私はあんな惨い行いなどしてはいませんッ…?!!』






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　 私の言葉など耳にも入らないかの様に部屋に戻る2人









　 嫌よ…………?









　母様と父様まで…私を信じてくれないの…?







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　 そして城の外に出された私






　だが手首に繋がれた鎖を誰かによって掴まれる









岩泉)『追放だ…』








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　 私は深い深い闇に落ち初めていた。







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岩泉)『２度と俺の目の前に現れるな…ッ…』






　 私を奥深い森の中に置き去りするはじめ




　飛雄も日向も研磨も…皆私を蔑んだ目で見つめる





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貴方)『…ねぇ…本当に私がやったと思ってるの…?』







　皆との信頼関係がこれ程までに簡単に崩壊するとは思ってもみなかった




　



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日向)『…だってA…谷地さんのナイフ持ってたじゃん…』








　 皆私を疑う…






　

影山)『…俺はもうついて行けません』





孤爪)『近づかないでよ…俺…嫌だよ…』








　 待ってよ…?





　 ねぇ…皆行かないで…ッ…







　 やだよ…?!






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貴方)『何で信じてくれないの…?




　私は仁花を殺してなんかないわよ…?!





　 皆だって仁花とわた…!!!!!!!!!?＿








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　 この時だった。









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岩泉)『気安く呼ぶんじゃねぇよ』






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　 頭が真っ白になった。







　 腹に強烈な痛みが走る








　 え…なに………









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　 私はじめに今何されてるの…?





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