【岩泉一】相手にされない彼を無視した結果。

逃避　5 ページ7

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さて、どうする…







女子の大群が群がっているのが私にとって好都合。




仕方ない…この愛らしい我が弟分を使うか…







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貴方)「国ちゃ〜ん♪」



国見)「…………げぇ…」






あからさまに嫌な顔をする国ちゃん…




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岩泉)「……ｯ…!?」




及川)「……?!……(あ、あちゃー…)」





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国ちゃんの背中に抱き付き小声で言う





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貴方)「…ノってくれたな後から塩キャラメル10箱…」



国見)「…!!!?」





ここで目の色が変わる国ちゃん





そして…








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国見)「仕方ないですね、ほら行きますよ」




貴方)「うん♪」







手を出し岩ちゃんの目の前で思いっきり繋ぐ私






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岩泉)「お、おい…?!」








聞こえない、聞こえない。





私は岩ちゃんの言葉を無視し国ちゃんと手を繋いでその場を去った。


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国見)「Aさん、塩キャラメル忘れないでくださいね」


貴方)「あーはいはい…どこの会社の塩キャラメルデスカ……(汗」



国見)「森永に決まってるじゃないですか」




貴方)「…あーはい…直ちに用意致します…(汗」








その日は国ちゃんが今までにないほど目を輝かせて日常生活を送った事を私は知っている。

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