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_Ren.
初めてのツアーが終わったと思えば
有難いことやけど
溜まっていた仕事が一気に入ってきて
連日、帰る頃には0時を回る日々。
そんな毎日も
頑張れるんはやっぱりAが居るからで
一緒に住んでるって 錯覚するほど
毎日俺の家にいるAの靴が、
今日も玄関に揃えられてることを確認して
音を立てへんように ドアを閉じた。
電気が最低限の明るさになってて、
リビングにAが居らん日は
大抵 仕事で朝早かった日。
先に寝てるんやろなって
一緒に寝るのが当たり前と思ってるのをやばいとも思うけど、それはきっとあいつも同じ。
シャワーを浴びて、
リビングのソファーに座りながら溜まってた録画を1つ消化して、
俺もそろそろ寝なアカンなって
テレビを消した頃に鳴る携帯は
ほんまにタイミングが悪い。
｢なに？こんな時間に｣
_ 「今日泊めてくれへん？」
「はぁ？急すぎるわ｣
_「ほんまにごめん」
「今から？！」
_「東京に一人暮らしの知り合い廉しか居らんねん」
今日はAが居るし、断りたいけど
そんなこと言われたら 断れへん。
こっちに来てることも滅多にないし、
悩んだ挙句
｢まぁええけど、静かにしてや？｣
と返せば
ほんまにごめんな、とは言うものの
電話の後ろで正門の声もしとったし
大吾1人じゃないんやろな。
しかも、この時間やし
絶対飲んでる。
着いたら連絡してって電話を切ったところで
隣にAがきてから
大吾も正門も泊めたことないことに気がついて、
気分は余計に落ちた。
せっかく二人とも来てんならもっと早く会いたかったし、飯も行きたかったけど
この際そんなことはどうでもええ。
なんでAが居る時に来るん、
正門はまだしも、大吾とか絶対驚くやろ
はよ寝とくべきやった、
なんて後悔したところで
終電もないし、
あいつらを放置するよりかは
まあ仕方ないと思う。
_
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ゆま(プロフ) - もう更新しないんですか？続き読みたいです！ (2019年5月1日 2時) (
レス) id: b998cb487f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：_
| 作成日時：2019年3月13日 16時
