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gr「…と言っても、使用された跡だがな」
グルッぺンが顔色を全く変えずに言った。
ci「し、使用された跡…？」
gr「つまり、何者かによって黒魔法をかけられた。ということだ。」
ということはAが黒魔法を使ったわけではないということ。ほっと胸を撫で下ろしかけたが、いやいや、と頭を振る。
Aが黒魔法をかけられた？
誰がなんのために？
ht「その黒魔法はどんな効果があるの？」
gr「さぁ…でも何者かが意図的にAを危険に晒しているのは事実だろう」
kn「ハァ！？」
コネシマが声を荒らげる。地が震えたのではないかと錯覚するほどうるさい。
syp「あの、もうそろそろ警察来ると思うんすけど」
ショッピの一言に一同はシーンと静まる。
そして互いに見合いながら、言わずとも分かったかのように頷いた。
大先生が自分の上着をAにかけ、魔法陣を見えないようにする。
警察が来る前にAをホテルまで避難させ、その後やってきた警察に事情を話した。
もちろん、内容は少し改ざんしてあるが。
Aをホテルのベッドに寝かせて様子を伺う。なかなか目を覚まさないAにモヤモヤが募る。
tn「Aさんが心配なのは分かるけど、とりあえずは業務して待とうや。」
トントンが宥めるようにして言った。しかし手が少し震えているのが見えた。
当たり前だ。
今まで直接黒魔法に関わってきたことが無いのだから。
グルッぺンがちらほらそういう事を言っているのは何度もあったが、実際に黒魔法を目の前にすると恐ろしいものを感じる。
黒魔法は王族が使える最悪の魔法。
ぼーっと集中できないまま生徒会の仕事をする。進みが悪くてため息をつく。
暫くして、仕事が半ばまで終わったシャオロンが、気分転換にとAのいる部屋へと向かった。
思わずその姿を目で追ってしまう。
俺だって行きたいのに＿＿
ハッと首を横に振った。
今し方自分の脳内に巡った言葉が信じられなかった。
いつからシャオロンがAと仲良くやってるのか、そんなことは考えたくなかった。
sho「おい、みんな！Aが起きたで！」
しばらくするとシャオロンの大きな声が隣から聞こえてきた。
それを待ちわびていたかのようにドタドタと仕事をほっぽって駆けつける。
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ｻﾌﾞﾘｵ(プロフ) - 最高すぎます！！！面白くてめっちゃ引き込まれました...!!応援してます!!! (10月31日 0時) (
レス) @page6 id: bf050ca47a (このIDを非表示/違反報告)
むあん(プロフ) - Aさん» ありがとうございます！励みになります🥹これからも頑張ります😌✨✨ (7月30日 23時) (レス) id: 6c930b7d9a (このIDを非表示/違反報告)
A - 最高の作品です…！大体ヒロインキャラって主ちゃん事嫌いになりがちなのに…hmちゃんいい子過ぎて…そこのルートの時も好きだし…ciは気付け！それは恋だっ！んふふ〜…投稿毎日楽しみに待ってます🫶ご自愛ください。 (7月30日 14時) (レス) @page2 id: 9e64766d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むあん | 作成日時：2023年7月28日 17時
