豺ｱ蛻ｻ縺ｪ繧ｨ繝ｩ繝ｼ縺檎匱逕溘＠縺ｾ縺励◆ ページ48
＿＿＿＿あれ、ここは？
気がつくと知らない部屋にいた。いや、知らないことは無い。だってここは、
この体の……私の、部屋だ。
今とは少し部屋の様子が違うが、本棚や机を見ればすぐにわかった。
それにしてもなんだか、人形が多い気が……
よく見てみれば人形だけでなく、積み木や絵本なども所々にある。
ここは一体……？というか、私はどうなったんだろう。
確か、海に落ちて、それで苦しくなって……
まさかここは天国！？と嫌なことを連想し叫びそうになったその時だった。
いきなりガチャッと部屋の扉が開き、小さい女の子が入ってくる。
何事かと思いその姿を見れば
『えっ、私……！？』
思わず声に出たが少女には私の姿が見えていないのか、そのまま人形を手に取り遊び始めた。
少女の姿はこの体の幼少期にそっくりだった。いつしか両親に見せてもらったアルバムにいたような、子供にしては大人っぽい表情の、美女。
『前の持ち主の記憶ってこと……？』
ひとり遊びをする女の子は少し寂しそうで、時々バルコニーの方を見つめた。
『それにしても……』
かっわいいなぁ！！！
まじまじと近くで見ると、少し長めのまつ毛がパチパチと動くのがわかる。
今も美人だけど子供の頃からこんなに可愛いのはもはや犯罪級だよ……なんて考えながら奇妙な笑い方をしていたら、少女がいきなり「あっ！」と声を上げるので焦る。
なになに！？もしかして実は見えてたんです〜みたいな？！それじゃあ私はただの変態になっちゃうけど？！
しかし、そんなことは杞憂だったようだ。
少女はすっと、立ち上がりバルコニーの方へ向かう。小さな背丈では届かなかったのか、魔法で宙に浮き窓を開ける。
そこに居たのは1人の男性。姿はよく見えない。
＿＿＿＿「こんにちは、妖精さん」
可愛らしい、ころころとした声色で少女は男性に話しかける。
な、なにしてんのーーーー？！そんな明らかに不審者にしか見えない人と話しちゃダメだって！！いくらなんでも危機感無さすぎだよ！！！！
何とかして子供のAを止めようと、身振り手振りでカサカサ動くが当然ながら私の姿は見えていないため、ただただ滑稽な動きをしているだけになる。
＿＿＿＿「ねえ、妖精さん、今日はなにして遊ぶ？」
＿＿＿「……全く、ほんとに君は危機感がないな。」
そう言うと、男性の、この世界では珍しい素朴な顔立ちが、優しい笑みを浮かべた。
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むあん(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます〜！ (7月31日 20時) (
レス) id: 6c930b7d9a (このIDを非表示/違反報告)
暁 - なるほどッ...このヒロイン...好きッ！！！！！ (7月31日 12時) (レス) @page15 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ｢まだ平和な方｣って…もしかして平和(物理)…！？続きが気になって仕方がないです…！更新楽しみに待ってます！ (6月26日 13時) (レス) @page42 id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
むあん(プロフ) - くれぴとさん» コメントありがとうございます！差別しない夢主様…素敵です😌 (5月14日 11時) (レス) id: 6c930b7d9a (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 夢主ちゃん！差別をしないその志！日本人の鑑だぁ！！見習います() (2023年5月7日 10時) (レス) id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むあん | 作成日時：2023年4月8日 9時
