ワイテルぐらし！ (ページ1)

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窓から差し込んでくる朝日と同時に目が覚める。

なんてことはないけど普通に目が覚める。

ムクリと起き上がれば、まだ寝ているbroooockさん以外はもぬけの殻だった。

『broooockさーん！朝ですよー！』

とりあえず隣の居眠り先輩を起こす。

br「…あと5時間…」

『寝すぎですよ！？』

あと5時間とかお昼になっちゃうよ。

Na「broooockーAー朝だよー！」

私達を起こしに来たのかNakamuさんが扉から顔を覗かせる。

Na「あ、A起きてたんだ。おはよ！」

『おはようございまーす。それよりNakamuさんも手伝ってください』

Na「broooockー！今日の朝はカレーだって！」

br「あの肉沢山入ってるやつ？」

『あ、起きた』

私が起こしたときはあと5時間とか言ってたのに…

＊

『broooockさんは何でいつも私の声では起きないんですか！』

br「眠いから…」

『理由になってない！！』

Na「まあまあ」

3人で雑談しながらワイテル団の部室に入る。

kr「あ、おはよう」

『おはようございまーす！』

br「おはよぉ…」

sh「broooockまだ眠そうなんだけど」

ケラケラと笑いながらバールを磨くシャークんさんに朝ごはんを作るきりやんさん、2人仲良くスマホをいじるスマイルさんときんときさんが出迎える。

『また磨いてるんですか？』

sh「俺の相棒だからそりゃあな」

『厨二病乙です。…ごめんなさい頭鷲掴みしないで』

kr「飯前に何やってんの」

軽くため息をつくきりやんさんと苦笑いのNakamuさんがカレーを運ぶ。

『いただきまーす』

美味しそうな匂いを立ち込めたカレーを1口食べる。朝からカレーも案外いけるな。

sh「レトルトだけど美味い」

kr「一言余計なんですけど」

Na「こうやって食料があるってだけでも俺達は恵まれてるからね？」

br「おかわり。肉多めで」

sm「早っ」

kn「………」

これが、私達ワイテル団の日常である。