5話《phone》 ページ5
＿No side＿
Aは外に出てから出ようと思い、一度着信拒否をして、後で掛け直そうとした。
マイキー「にぃ！」
マイキーが玄関まで走ってきてAに
マイキー「引っ越さないで…俺、にぃと一緒に居たい！」
と言った。
Aはマイキーの頭を撫でて外に出ていった。
＿＿
外に出て暫くし、電話を掛け直そうと思っていると、すぐに掛かってきた。
Aは六コールくらいで出た。
＿＿＿
電話… キャラの名前『〜〜』
＿＿＿
A『もしもし？』
乾『A！漸く出た…今どこ、迎えに行く』
A『家の近く』
乾『…佐野家か？』
A『そりゃぁな』
そう携帯越しで話していると、Aの後ろに気配を感じた。Aはそれを察しすぐに離れる。
後ろをむくとAは
A「……九井」
九井「よォ、A」
と呼んだ。
A『…なぁ乾、お前だろ。九井を此処に置いておいたの』
乾『……』
A『何の為だ？』
乾は又もや無言であった。すると、乾の代わりに九井が答えた。
九井「お前を
乾『今俺も向かってる』
なるほど、とAが呟き、乾と繋いでいる通話を切った。
九井「今更気付いても逃がさねぇからな？」ﾆﾔｯ
ｶﾞｼｯとAの腕を掴んでいる。それも結構な力で。
A「逃げねぇから離してくれ、痛い」
九井「………」
A「おい九井」
九井は離す気配すら見せず、逆に力を強めた。
A「…っ」ﾋﾟｸｯ
九井「…A細くねぇか？」
九井はAの腕を離すと、その腕を見た。
A「そうか？」
九井「それに……よっと！」
A「？！」
九井はAを姫抱きにした。
九井「……お前、何キロ」ｷﾞﾛｯ
とてつもない眼力がAを貫いた。
A「…47くらいデス…」
九井「はぁ？！」
とても既視感のある会話だった。
九井「…軽すぎだ。すぐ攫われるぞ」
A「攫われるけねぇだろ。……九井」
九井「なんだ？」
九井は少しニヤニヤとしている。
A「いい加減
九井「遠慮すんなって」
A「遠慮の"え"の字もねぇから安心してオレを下ろせ」
そんな会話をしていると、
乾「…何やってるんだ？」
と、後ろから声がした。
＿＿＿
*次回から二話同時更新にさせていただきます。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 反応が嬉しすぎます！ありがとうございます！リクエストあればまたお願いします！ (2021年10月29日 7時) (
レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございます🥺❤️めっちゃ嬉しいです！ニヤニヤしながら読みました！イザナにプレゼント🎁買っていたけど何買ったのかな😊 (2021年10月29日 6時) (レス) @page22 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 了解致しました！リクエスト本当にありがとうございます！必ずそうさせて頂きますので、少々お待ちください。 (2021年10月27日 7時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - えっ！！ほんとですか？？いいんですか？？🤤リクエストはバジさんとか春千夜とか灰谷兄弟とかもし絡みがあったらみたいなぁーって思ってます！ (2021年10月27日 1時) (レス) id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございます、そのように言って頂けると本当に嬉しい限りです。何か話のリクエストございましたらお願い致します。必ずお受け致します。 (2021年10月25日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：匿名F | 作成日時：2021年10月17日 10時
