【銀魂】吉原から出た遊女は距離感がわからない〜弐〜

56△▽仮病はよくない。 ページ9

沖田side


くっそ〜


普通話の流れ的に俺だろ



そんで看病してくれるAとイチャイチャラブラブしたかったってーのに←






そうだ




仮病を使おう←




思い立ったが吉日。Aを探しに行く。

きっと今頃粥でも作ってんだろィ


そう思い食堂に行く



沖「ほらいた」


「あ、総悟。どうしたの？」


…仮病スイッチON…


ふらふらとした足取りでAに抱きつく


「うぉ、どうしたの！大丈夫？？」


沖「なんか、ふらふらするでさァ熱があるかもしれやせん」


ここで必殺子犬のような目


Aがこの目に弱いのは把握済みでィ


ﾋﾟﾄ


沖「え、」


まさかのAがAのおでこと俺のおでこをくっつけて熱を測っている



「んー？熱なさそうだよ？」



こんな事されると思ってなかった俺はだんまりを決めるしかなかった(嬉しかったけど)



「ふふ」


ｷﾞｭｰ


沖「え、」


「総悟も甘えたくなっちゃったんでしょ？可愛いとこあんじゃん！また別の日に沢山甘えさせてあげるからね！」


俺を唐突に抱きしめてAは言う


沖「え、あ、あぁ/////」


Aからこんなことされると思ってなくて戸惑った答えを出しちまう。



「ふふ、じゃあまた！」



にしてもあいつは本当に距離感がわかってねェ



こんなんじゃ色んな男が勘違いしちまう




……




別の日に沢山甘えさせてあげる…か…





その言葉後悔させてやらァ(黒笑)



こんなことを考えてるとは全く知らないAであった

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