無気力で冷酷な美少女生徒は異様に愛される【スノスト】

事情 ページ24

ジェ「っていうかあの大群はなんだったの？w」


佐「勧誘と口説きと告白の大群....」


岩 松「は？？」


高「この高校に可愛い女の子が入学したって噂が一気に広がって」


京「自分の部活とか委員会に入ってほしい奴らとナンパ仕掛けたい奴らと告白したい奴らがごった返して波になったの」



松「やば....」


向「さすが絶世の美女やで...危なっかしいわぁ」


渡「つーかナンパとかさ....俺の嫁なんだけど許すわけないじゃん」


佐「翔太の嫁じゃないけどねぇー！」


深「とりあえず、その事態にいち早く気づいた俺らはAを見つけてさっさと逃げねーとって考えに至ったわけ」



こんなふうに会話を繰り広げているが彼らの心には心配事があった




11「(Aはこの事態に流されないだろうか)」




そう、Aがその気になってしまえばいくらでも相手にしてくれる人達がいる


つい最近出会ったばかりだが彼らはAに対して恋心を抱いているしAを自分の隣に....と考えている。


ただでさえライバルが多いのにあの大群に自ら巻き込まれに行ったらもっとライバルが増えるし何より簡単には関われない。




田「Aはさ...あの大群の人達の思惑を知ってどう思った....？」


10「(樹ナイス！)」



「え...？うーん....」



11「.....」



「委員会や部活は一緒にしてどうしたいんだろって思うし...私の見た目しか知らないのに告白は意味わかんないですね。ナンパに至っても意味がわからないです。それに何より興味がないです。」



11「「「「「「よかったぁぁぁぁぁ！！！」」」」」




「！」



佐「姫はずっとそのままでいてほしいでやんす！」


深「やっ！俺らには興味持ってほしいけど...でもよかった」



岩「まじでよかった」




「？」

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