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ワーワーギャーギャーうるさい彼らの横で、
佐野さんはお嬢さまの腕を掴みます。
そして、彼女の目に訴えかけました。
『チューしてくれれば治るかも…』と。(なわけあるかい)
A 「……っ、」
そしてそれを信じ込んでしまったお嬢さま。
グッ、と彼に近づいて……。
チュッ、チュッ────…
リップ音が部屋の中に響き渡った途端。
裕太 「うわぁあ!お嬢さまが玲於にキスしたぁあ!」
メンディー 「口にじゃないけど!けど…!」
隼 「うそでしょ……///」
より一層うるさくなる執事たち。
それもそのはず。
彼らが耳にしたのは、2つのリップ音。
一つは その白い頬に。
もう一つは……。
玲於 「っ///」
A 「なっ、何赤くなってるんですか…///」
玲於 「ま、まさか本当にやるとは思ってないじゃん…///」
甘い香水をまとった、その首筋に。
龍友 「ガチでやりやがったよ、アイツら…」
涼太 「あ、起きてたんだ」
龍友 「最初から起きてたわ」
いつの間にかその様子を見つめていた
数原さんまでもが、
2人のラブラブっぷりに嫉妬するほど。
A 「ていうか、いつからそんな元気だったんですか」
玲於 「んー、途中?」
A 「いつですか!」
玲於 「顔が近づいてきた時」
A 「っ///」
玲於 「聞いといて赤くなんなし」
それはそれは…もう火が出るんじゃないか。
ってくらい真っ赤なお嬢さまの顔。
そんな彼女を愛おしそうに見つめる佐野さん。
散々騒ぎ立てていた執事たちも、
いつしかそんな2人を見つめていました。
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ただ一人。
この男を覗いては。
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亜嵐 「……」
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____王様ゲームFin.
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菜の花(プロフ) - このお話に出会ってから5年も経っていました!読みたくなることが何度もあり、その度に最初から読んでます!とても面白くて大好きです♪キュンとしたり笑える所が多くて楽しませて貰ってます(笑)また更新されることを楽しみに待ってます´ω`*もの凄く続きが気になります!! (2021年11月7日 1時) (レス) id: 39b7d855c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんな(プロフ) - このお話とても面白くて大好きです!!更新待ってます!! (2020年4月18日 1時) (レス) id: 10effccb1c (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 続きを待ってるので更新してほしいです (2020年3月17日 18時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 更新楽しみにしてます (2020年3月17日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - れお君のツンデレっぷりに1人ドキドキしてますっ!!片寄もかわいいですねぇー♪主人公、誰とおどろんだろう...?私の1番のお気に入りです! 更新、待ってます!! (2019年7月29日 23時) (レス) id: a624d1b453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しょこら | 作成日時:2015年11月24日 0時