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A 「ちょ、口開けてください」
メンディー 「え……っ!?」
なに!?
どんな風の吹き回し!?
いつも雑な扱いしかされないメンディーは、今ある状況を把握しきれてない様子。
だって!
お嬢さまが僕に あーん♡って!
A 「……いらないのね」
メンディー 「あっ!食べます!!」
心の中で嵐が巻き起こる中。
慌てて口を開き、サラダをくれと催促する。
そんな彼の口に近づく箸。
A 「あーん」
メンディー 「あー……」
パクッ!
メンディー 「…………」
亜嵐 「んふふ、美味しい〜」
メンディー 「…………ん?」
細目で箸が近づいてくるところを見ていたメンディーが、驚きのあまり声も出なくなった。
なんと、いつの間にか復活していた亜嵐が今まさに自分の口に入ろうとしていたAからの あーんを、目の前で食べられたのだ。
発狂するメンディー。
んふ!と美味しそうな表情の亜嵐。
訳が分からないA。
ワッツ アップ!!?
メンディー 「それ俺のォォオオオ!!!」
亜嵐 「え?メンディーくんのだったの?」
メンディー 「見ればわかるでしょお!見ればぁ!」
亜嵐 「えー?わかんなかったぁー」
こんの悪党め!!
キョトンと知らん顔をする亜嵐。
その姿はまるで一流の俳優だ。
A 「亜嵐ダメでしょー」
亜嵐 「てへっ!お嬢さまのサラダがあまりにも美味しそうで……ね?」
A 「これ私のサラダじゃないし」
みんなのサラダです。
……って、そういうことじゃなくて!!
鮮やかに心の中でツッコミを入れたメンディー。
フンッッと猛烈に怒っている彼の怒りをさらに掻き立てるように。
亜嵐 「俺のA、奪っちゃダメだぞ!」
A 「誰が亜嵐のですって?」
亜嵐 「A」
メンディー 「…………」
玲於 「ただいまー」
裕太 「おかえりー」
玲於 「裕太くんも一緒に帰ってきたでしょ?」
ちょうどそこに買出しが終わった玲於と裕太が帰ってきた。
だがしかし。
玲於 「……なにやってんの?」
メンディー 「タックル」
亜嵐 「ギャァアアッ!!」
裕太 「これうまそ〜」
A 「それまだ食べちゃダメ!」
Q)) メンディーくんが嫉妬すると?by裕太
A)) 怪我をします。by亜嵐
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モン(プロフ) - GENEのおめでたい日に私は入試です!何か縁があるのか…?頑張ってきます(^^) しょこらさんのお話も読めたし高まってます!!!! (2015年11月21日 7時) (レス) id: fa9bc56b37 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんぷー - そーなんだよー!! でもジェネかるた本当に商品かしてくれないかな〜 (2015年11月15日 9時) (レス) id: 76f3550fbc (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - ないのか〜!( 笑 )譲ってもらいたかったくらいだよっ( 笑 )んふふ、ジェネかるた的なやつね、格言言わなきゃ!( 笑 ) (2015年11月14日 12時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
にゃんぷー - だしょーww でももう無いんだよねー残念ながらww 「メンディーの嫉妬は地を要するもの」って何か格言みたいww (2015年11月14日 8時) (レス) id: 76f3550fbc (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - narさん» ああああ!!そう言って下さるnarさんが私は大好きですぅぅぅ!(笑)玲於が好きだなんて〜、運命感じちゃいますねっ、ふはっ!(笑)移行後もよろしくお願いします!(笑) (2015年11月14日 0時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しょこら | 作成日時:2015年11月5日 19時