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萩｢…そこ、邪魔｣
メ｢知ってます！｣
萩｢…っ、どいて｣
メ｢どきませんっ！｣
萩｢うわっ｣
ガタッ！
立ちかけた萩花さんの肩をもう一度掴み、強引に椅子に座らせるメンディーさん。
…そのやりとり、かれこれ三十何回目だよ。
萩｢あぁっ！どいてって言ってるでしょ！｣
メ｢だからどきませんってば！｣
どっちもしぶといな〜。
萩花さんもメンディーさんも譲り合えばいいのに…。
…ん？
あ、それじゃダメだ。
何のためにやってんのか忘れてた！！
貴｢行け行けメンディーさん！やっちまえー！｣
玲｢変なガヤが入ったよ｣
隼｢イケェェェエエエエエッッッッ！！！！｣
裕｢フォォォオオオオオオッッッッ！！！！｣
玲｢…頑張れ〜｣
結局、精神年齢低い組がビビりながらも立ち向かうメンディーさんを応援する。
その後ろで、腕を組んで立ち尽くす男が一人。
涼｢…なんか変なんだよなぁ｣
貴｢なにが？｣
涼｢んー、わかんないけど｣
わかんないのに変とかおかしい。
涼太、そろそろ頭どっかいっちゃった系か。
涼｢目が怖いっす｣
貴｢頭大丈夫？｣
涼｢首絞めていい？｣
きゃー！怖いー！
なんてじゃれ合っていたら。
｢ぎゃぁぁあああああああっっっっ！！！！！｣
玲｢鮮烈な負傷デビューを飾ったメンさん｣
隼｢今のお気持ちを漢字一文字で！｣
なんか一気に教室がざわついたなぁって思って振り向いたら。
すごい目つきの悪い隆二さんの足元に、白目を剥き出しにしたメンディーさんが倒れていた。
…とうとうやられたか。
萩｢行くよ、隆二｣
隆｢はぁ〜い｣
さっきまで鬼のような顔つきだった隆二さんは、いつの間にか普段のふにゃりとした笑顔に戻っていて。
…ある意味、女の腹の底より怖い気がする。
隆二さん、要注意人物。
玲｢藤井家の執事って何気怖いよね｣
隼｢もしもの時のために鍛えられてるとしか…｣
裕｢俺も鍛えてもらいたい！！｣
玲｢裕太くんは大人しくしてて｣
メンディーさんを気に止めない執事たち。
…まあ、倒れてるからいいんだけど。
貴｢コレ…どうしよう…｣
こんな巨体をヘリに乗せるのなんて無理…。
ということで。
貴｢メンディーさんと亜嵐で先帰ってるからー！｣
隼｢ひどいよ！お嬢さま！｣
貴｢ごめーん！｣
玲｢ちょー適当｣
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しょこら(プロフ) - 妃菜さん» ６の方にもコメントしていただいて、本当に嬉しいです！よかった〜、藤井姉妹の恋愛事情、少し長めに続いたので自信なかったんですよ……好きって言ってくださって本当に嬉しいです！これからもご贔屓によろしくお願いしますっ( 笑 ) (2015年11月16日 21時) (
レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
妃菜 - 最初から楽しみに見てます！特に藤井姉妹の恋愛事情が好き！ほんとに面白いです！頑張って下さい (2015年11月16日 16時) (レス) id: 1be76d0023 (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - narさん» 王様ゲーム！ゾクゾクしますねぇ…( 笑 )了解しました！では楽しみに待っていてくださいね！ (2015年10月25日 12時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - はーるさん» ありがとうございますっ！了解しました〜！では、楽しみに待っていてくださいね！！ (2015年10月25日 12時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - ぴよこさん» 旅行ですかっ!!新しい発送っ!!少し長くなってしまうかもなので…それは後日、本編に盛り込む形にさせてもらってもよろしいでしょうか？？ (2015年10月25日 12時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょこら
| 作成日時：2015年10月15日 23時
