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亜「お水、飲んでください」





心配そうに片方の眉を上げて、ん?って顔で私を見つめる亜嵐。

...本当に、綺麗な顔。





亜「お嬢さま...」





ゆっくりと、その彫刻みたいな顔が近づいてくる。





え、亜嵐...?





貴「あ、あら...」

隼「おっじょおっさまぁぁぁああああ!!!!!」





あと数ミリで、唇がくっついてしまいそうになった瞬間。

あの騒がしい声が、二人の耳を見事に貫いた。





隼「ヘリコプター来ましたぁ!」

亜「うん、隼うるさい」

隼「うぃっす!」





若干、亜嵐の顔が嫌そうに見えるんだけど...。





亜「...では、お嬢さま」





準備ができたようなので。

そう言って、階段の方を指さした。





朝早くからルンルンな隼についていく。





貴「ヘリって、どこに止まってるの?」

隼「もちろん屋上です!」

貴「屋上!?屋上まであるの!?」

隼「もちろん!屋上もあれば、地下もあります!」

貴「地下っ!?」

隼「またのちのち説明いたします!」





こちらへ!と元気よく案内された先には、付属のエレベーター。





貴「エレベーター...」





家にエレベーターがついてるとか、どういうことですか。





隼「屋上へむかいまぁーす」

貴「は、はい」





ウィーンッ────...





チンッ!





隼「屋上でぇーす!」

貴「早くね?」

隼「うっす!」

貴「いや、うっす!じゃなくて」





屋上へ着くと、ものすんごい風が吹き荒れていた。

ヘリの羽が、目の前で勢いよく回っている。





貴「ほ、本物だ...」

隼「見たことありません?」

貴「ないないない!実物は初めて見た...」

隼「今日から飽きるほど見れますよ!毎日!」

貴「.....」





女のロマンを消すのが得意なのか、君は。





玲「ちょ、風つよ」

隼「玲於ー、遅いー!」

玲「なんなの、呼び出しといて」





突如、風でおでこ全開な佐野さんが現れた。

ものすんごく不機嫌だな、こりゃ。

ていうか、なんで佐野さんがここに?





隼「今日の連れは玲於でぇーす!」

「「えっ」」





二人揃って声を上げる。





玲「いやいやいや、そんなん聞いてねーし」

貴「亜嵐じゃないの!?」

玲「なに、亜嵐くんがいいわけ?」

貴「そ、そういうわけじゃないけど」





ムスッとした表情で、私を見つめる佐野さん。

え、なに。

嫉妬ですか?





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設定タグ:GENERATIONS , E-girls , 三代目   
作品ジャンル:恋愛
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いくら(プロフ) - ゆずかさん» ですよね!メイちゃんの執事大好きだから、作者さんも好きなのかなって思うと嬉しいです! (2018年4月2日 20時) (レス) id: d8925376b9 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 聖マリア女学院ってメイちゃんの執事と一緒だ〜!作者さんも好きなんですか!? (2018年2月17日 22時) (レス) id: d8925376b9 (このIDを非表示/違反報告)
きんは - すごくいい!これからもがんばってください! (2016年1月30日 15時) (レス) id: 90acb15664 (このIDを非表示/違反報告)
りな - レオくんかわい^^ 臣くん・・・ これからも頑張ってください (2016年1月6日 14時) (レス) id: e859f2d3f1 (このIDを非表示/違反報告)
涼太らぶ(プロフ) - ですよね(笑) 読みます(笑) (2015年10月31日 23時) (携帯から) (レス) id: 221f02feea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しょこら | 作成日時:2015年10月3日 2時

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