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裕「ちなみにメンディーくんは?」
メ「お茶」
おお、斬新っすね。
でもまだ入ってないや、そのお風呂。
メンディーさん、ごめんなさい。
龍「でも、お嬢さまが年下でよかったんじゃない?」
隼「や、年下に命令される、っていうのもあれっすけどねぇ」
涼「でも思ってたよりかは命令されてないよね?」
裕「今はねぇ」
玲「だってまだ高2でしょ?」
亜「そうそう」
メ「あ、亜嵐くん。名前聞き出せた?」
執事たちの中であっという間に展開されていく会話。
ふと、メンディーさんらしい人の声で、会話が止まる。
え、なに?
名前聞き出せたって...。
亜「もちろん」
玲「なんて?」
亜「A、お嬢さま」
途端に、ふぅーっ!と盛り上がる男風呂。
なぜだ。
なぜお嬢さまの名前ごときで、そんな馬鹿騒ぎできる。
涼「意外と可愛い名前」
亜「こら、また意外って」
相変わらず腹黒な涼太なんかほっといて、ほかの人の会話に耳をすませる。
裕「マリア様から名前すら教えてもらえなかったから、どんな子やろ〜って思ったけど」
メ「案外、いい子だったよね」
龍「問題はなさそう」
涼「一緒に飯食おうって言ってくれたし!」
玲「それ、涼太くんの意見ね」
亜「とりあえず、至って普通の子。ってことだ」
隼「そゆこと」
え、なになに。
マリア様って。
そういえば、私のお母さんも¨マリア¨って名前だけど...。
まさかこの執事たち、私のお母さんに手懐けられてるの?
龍「まあ、本性表すかもしれないし」
本性...?
これがありのままの私のつもりですが...。
玲「あいつ...ショジョ?」
黙って聞いていると、びっくりするようなワードが、あの冷徹執事の口から飛び出た。
隼「えっ...」
裕「かもよ?」
涼「ちょ、裕太くーん」
裕太くーん。
じゃないでしょ!!!
え、なに!?
私そういう扱い受けられてるの!?
亜「まぁ、そうだとしてもね」
メ「もしかして、ジワジワ攻めるつもり?」
なに、ジワジワって...。
亜「...そのうちね」
聞き覚えのある声に、身体中がぞわっとした。
あの声...もしかして...。
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いくら(プロフ) - ゆずかさん» ですよね!メイちゃんの執事大好きだから、作者さんも好きなのかなって思うと嬉しいです! (2018年4月2日 20時) (レス) id: d8925376b9 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 聖マリア女学院ってメイちゃんの執事と一緒だ〜!作者さんも好きなんですか!? (2018年2月17日 22時) (レス) id: d8925376b9 (このIDを非表示/違反報告)
きんは - すごくいい!これからもがんばってください! (2016年1月30日 15時) (レス) id: 90acb15664 (このIDを非表示/違反報告)
りな - レオくんかわい^^ 臣くん・・・ これからも頑張ってください (2016年1月6日 14時) (レス) id: e859f2d3f1 (このIDを非表示/違反報告)
涼太らぶ(プロフ) - ですよね(笑)
読みます(笑) (2015年10月31日 23時) (携帯から) (レス) id: 221f02feea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しょこら | 作成日時:2015年10月3日 2時