《名探偵コナン》虎と狼～2～ (ページ47)

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第９４夜風邪ページ47

ジン「げほっ…げほっ…」

私のかわいーかわいージン(怒られるから内緒)なんとお仕事で雨に濡れてしまい風邪をひいたんです。これっていいチャンスだと思いません？

「熱はかるよ」

ジン「いらねぇよ…」

「はかるのっ」

ずぷっ！

ジン「！？」

ジンの物理的飲ませ方を見習って口に指を突っ込み舌を掴んだ。がりっと噛まれたけど気にせず口に体温計を突っ込んだ

ジン「……」

「そんな怒りの圧力だしても今日はだめだから手を噛んでも仕事は行かせません」

ジン「ぐ…」

ピピピッ

「38.7…39.0になったら大変。ほら寝てなさい」

彼をわざと押し倒しコートと帽子を脱がせ寝かせた。おでこには冷えピタはってあげる。いらねぇよと起きようとするから馬乗りになってこういってやった。

「熱あがったらジンの下のお口に座薬ぶちこむからね」ニコッ

ジン「……」

これはさすがに効いたのか黙って寝てくれた
仕事はベルモットとかわってもらい、今日一日中私はジンの看病。しかし、熱をだしたらだしたらで色気全開のジン。フェロモンだだもれだ

「今お粥作ってくるね、少し待っててね。部屋から出ちゃだめだから」

ジン「でねぇよ…」ぷいっ

そっぽ向いて寝てしまった。その間にお粥を作りにいくと安室がいた。

「あ、安室手伝え」

安室「なんで最初は敬語だったのに今はタメ口なんですか」

「いいから、そんなの」

無理矢理手伝わせ、りんごのすりおろし地獄をさせてやった。お粥は卵粥にしてあげた。あとミネラルウォーターとポカリを持っていってあげた。安室には今度皿洗いさせた。

「ジン？起きれる？お粥作ってきたよ」

ジン「あ……？いらねぇ…」

「安室に食わせるよ」

ジン「チッ！」

「ふー…ふー…あーん」

ジン「……」はむっ

ゆっくりと時間をかけて食べさせて水分を取らせた。ジンがかわいくてしょーがないのは母性愛が目覚めたからなのか？