《名探偵コナン》虎と狼 〜2〜

第７６夜 試食会 ページ29

「みんなーできたよー」

ベルモット「wow!」

安室「ケチですケチ」

「うるさいです安室さんハンバーグ作ったんですから感謝してください」

ジン「なんでバーボンだけハンバーグがあるんだ…」

ハンバーグのブーイングが多い。どんだけハンバーグ好きなのって思ったけどみんなちゃんとビーフシチューは食べてくれた。おいしいって言ってもらえてよかった…。でもただ一人…ムスッとしてる人がいた

ジン「…ハンバ…」

「わかったから！わかったからハンバーグっていうのやめて！」

ジン「……」ムスー

洗い物をしてる最中なのにくっついて離れてくれないジン。彼はどんだけハンバーグ食べたかったのだろうか。だから特別にってことでアップルパイを少しだけ提供することにした

「アップルパイ…少しあげるから」

ジン「あめぇのは苦手だ」

「キャラメル楽しんでたのが何を言う」

ジン「それは俺のためか？」

「うん、そうだよ」

少し機嫌が良くなったのか抱き締める力が少し弱くなった

「ほらあーん」

ジン「……」ぱくっ

一口食べさせてやると満足そうに食べた。
でも安室さんはずっと

安室「ケチですね、ジンにはあげるんですか」

ジン「喋るなバーボン」

「わかったから安室さんも食べていいから」

ジン「俺が食う。だから俺のだ」

バチバチとアップルパイで喧嘩してる彼らが子供にしか見えなかった。

最終的にはウォッカとコルン、キャンティ、ベルモット、キールで食べてもらった

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