第62夜 甘口 ページ16
ジン「くっくっ…」
笑いをこらえている彼。なぜ今にも吹き出しそうなのかわからない。
ジン「ご主人様に噛みつくようになったのか?悪い子だな…」
(!…なんでそんな嬉しそうなの!?)
彼は私の頬に触れてふわりと笑った
なにがそんなに嬉しいのかわからないけど絶対にその笑顔の裏になにかあるはず…
ジン「かりっ」
「ひっ…///!!」 びくっ!!
左耳を甘噛みされた。ぞくぞくしてふー…って息を吹きかけられると口から声がもれてしまう
「や…くすぐった…///」
彼からよけようと思えば逃げられなくて
ジン「だめだろ…動くな…」
そんな甘い声が聞こえるとどうしても反応してしまう。いつもより優しくて荒くない。このギャップにやられてしまう。
「もぅ…勘弁…してぇ…///」
ジン「だめだ、まだだ」
ごめんともうしないとどんなに謝ってもやめてくれなくて終わったと思うと今度は右耳と攻めてきた
「うー…///」 ぷるぷる
ジン「これくらいで勘弁してやる…」
(これくらいで!?ねっとりと30分やられてこれくらい!?)
ジン「そろそろ時間だ、いくぞ」
ウォッカ「りょ…了解」
満足げな彼は私をソファーに寝かせて仕事にいってしまった。
身体に力が入らなくてドキドキがとまらなかった
「やられた…」
で…ここに二人、なぜか嬉しそうな顔をしている
ベルモット「very cute!! Can I take your face in picture?」
「NO…」
キャンティ「ジンに噛みつくなんて度胸のある子だね♪」すりすり
もぅ…好きにしてください…
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作者名:琳 | 作成日時:2017年6月17日 11時