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私は急いで外に出た。
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一度しか行ったことない家に向かって
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冷たい飲み物や薬を持って
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タクシーを使って向かった。
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ジミン：てひょながねつをだしたから、かえれません
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平仮名のその文面は
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いつもと違って、畏まっていて
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一層、心配が募った。
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こんなことなら、
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もっと前から言ってくれればよかったのに...
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私はロビーについて
言われていた部屋番号に向かう
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夜風が頬にあたって冷たくて
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あれから何度か会ってテヒョンさんには謝罪されて
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特にその心配はなかったけど、
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少し緊張を隠せれない。
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私がインターホンを押すと
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鍵がガチャっと開いたから
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私は恐る恐る中に入った。
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「お邪魔します...
って、テヒョンさん、寝てないと！」
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「んん？ぼく？」
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「ぐあいわるいのはじみなだよう？」
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「え？！」
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「ぼく、じみなのこおりかってくるう〜」
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驚く私を通り過ぎて
買いに行ってしまったテヒョンさん
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もしかして、ジミン...
具合悪いところ私に見せたくなくて...
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そう思ったら涙が溢れそうになった。
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ただ、それ以上に心配でリビングに向かった
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真っ暗なリビングに足を踏み入れた瞬間
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「...わっ、！」
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何かにあたって、温もりを感じる
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「kikiっ、」
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その何かの声は紛れもなく、ジミンだった。
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「熱、大丈夫なの...？言ってくれれば...」
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暗闇に慣れた目がジミンを捉えて
その額に私は手を伸ばした
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「kikI、うそだよ」
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「えっ？」
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驚いて開いた唇にゆっくりと重なって
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そっと、手を握られる
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「kikiっ、」
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ねおん(プロフ) - この作品ホントに大好きです！ぜひ続編お願いします!!待ってます。 (2017年7月24日 1時) (携帯から) (
レス) id: 1a0bea6900 (このIDを非表示/違反報告)
jirochan(プロフ) - 初めまして！この作品本当に大好きです！ぜひ続編をお願いします！ (2017年7月23日 21時) (レス) id: d329d03d64 (このIDを非表示/違反報告)
ユアラ(プロフ) - ２人のラブラブ生活もっとみたいです。。（ ; ; ）ぜひ甘々なのを！！！！！ (2017年7月23日 19時) (レス) id: 503d7b4fa0 (このIDを非表示/違反報告)
CAZ(プロフ) - この作品が大好きです。続編あったら嬉しいです！待ってます。 (2017年7月23日 17時) (レス) id: bdda252ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - 是非その後も書いてください？！ (2017年7月23日 16時) (レス) id: 7b844ce0bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki | 作成日時：2017年6月28日 23時
