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「ごめんん...」
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「いいの、上がって?」
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家に着くと、ジミンは玄関で戸惑ってる
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「気にしないで?雨が止むまで、ね?」
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そう言ってもジミンの様子は変わらない
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「ほら、風邪ひいちゃうよ?」
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私がタオルを渡すと玄関で拭き出すジミン。
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「中においで?」
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「んん...」
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「(日本語わかってないのか...?)」
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私はそう思って、
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玄関で立ち止まるジミンの手を握って
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「入りな?」
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そう言って腕を引いてみた。
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それでもジミンは動く気配は一切なくて
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「ジミン?あー、急に連れ...わっ!」
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「...ジミン、?」
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気づくと視界が真っ暗で
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思いの外、広い彼の胸の中。
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「kikiっ、」
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「ぼくう、」
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「うん、?」
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その声と共にジミンの腕の力が強くなる
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「ぼくう、kikiといるぅ」
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「ん...?」
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「んん、だからぁ、...」
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ジミンは伝わらないことをもどかしそうにして
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なんとか、言葉を探してる
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「ジミン、...風邪ひいちゃうから、ね?」
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私はゆっくりジミンから離れようとした
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「きす、」
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「え、?」
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「kikiが、きす、」
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「き、きす...?!!」
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「く、口にする、やつ、...?」
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「ん、...?!あぁ、!アニっ、!!」
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ジミンは急に顔を真っ赤にして口を押さえた
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「なんて言いたかったの?ジミン」
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きっと間違えちゃったんだろうなと思って
優しく私は聞き返す
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「ぼくう、kikiが」
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「ん?うんうん」
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「すっきです!」
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「えっ、わ!」
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「すっき、です、すっき。」
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ジミンにまたギュッと、抱きしめられた
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ねおん(プロフ) - この作品ホントに大好きです!ぜひ続編お願いします!!待ってます。 (2017年7月24日 1時) (携帯から) (レス) id: 1a0bea6900 (このIDを非表示/違反報告)
jirochan(プロフ) - 初めまして!この作品本当に大好きです!ぜひ続編をお願いします! (2017年7月23日 21時) (レス) id: d329d03d64 (このIDを非表示/違反報告)
ユアラ(プロフ) - 2人のラブラブ生活もっとみたいです。。( ; ; )ぜひ甘々なのを!!!!! (2017年7月23日 19時) (レス) id: 503d7b4fa0 (このIDを非表示/違反報告)
CAZ(プロフ) - この作品が大好きです。続編あったら嬉しいです!待ってます。 (2017年7月23日 17時) (レス) id: bdda252ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - 是非その後も書いてください?! (2017年7月23日 16時) (レス) id: 7b844ce0bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiki | 作成日時:2017年6月28日 23時