迷子になっていた推し拾いました 【赤】

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【Aside】


『さとみさん？どこに行くんですか？』


なぜか、さとみさんに連れて行かれてる私


なんか、さとみさん怒ってる？？？



さ「単刀直入に聞く




お前、莉犬のこと好きだろ？？」



な、なんでそれを！？！？


『も、もちろん。推しですもの』


とっさに嘘をついてしまった


しかし、その嘘はあっけなく見破れてしまった


さ「それでも嘘をついてるつもりか？

顔真っ赤だぞ？」


『へ？？』


私は顔に出るタイプなのかな,,,

だからばれちゃったのかな


さ「なあ、もし莉犬が他の女と結婚したらどうする？」


え？そりゃもちろん...


『祝いますけど？？自分のことのように喜ぶと思います』


さ「じゃあ、もし莉犬が活動やめてお前と結婚するっていったら？」



さっきから何を聞かれてるんだろう

疑問に思いながら質問に答えていく


『結婚やめます。活動やめるなんて絶対させません』

さ「じゃあ最後。推しとしての莉犬をお前はどう思う？」


これは語れって言ってるよね？？


『尊いですね。身長低いの馬鹿にされて怒ってるの可愛いし、メンバーに大喜利ふられてあわあわしてるのかわいいし、でも、歌うときはかっこいいし、顔は国宝級にかっこいいし、いつも頑張りすぎてるから休んでほしいし、ご飯ちゃんと食べて太ってほしいし...』



さ「もういいもういい。俺が馬鹿だったわ」


え？語り足りないんだけど...


『さとみくんは馬鹿じゃないですよ？？』

さ「まあ、頑張れよ。応援してるから」



そう言われてさっきの会話を思い出す


あ、好きなことばれたんだった！


私を置いてさっさと部屋に戻るさとみくん



どうしよう

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