推しだってほぼ無言 ページ25
江「須田さん、めっちゃ久しぶりの登場じゃん」
『そりゃ、pixivとかで絵師さんが裏話(妄想)を投稿して、ライバルの好感度あげない限り人気が出ることは無いんで、登場は無理でしょ』
ヒロアカのかっちゃんはツンデレとか九割嘘だかんな…?(一割は信じてる)
江「ごめん、なんの話し?w」
『ヲタあるあるですね』
私は須田の元に行った。
須田は私に気づくと立ち上がった。
『ご無沙汰しております』
須「いえ、こちらこそ…どうぞ、座ってください」
私と拓也さんは須田の前に座った。
『……』
うっわぁ〜…きっまっずっ……
須「それで、雄のことなんですが」
『雄大くんは病気で筋肉のほとんどが劣化しています。しかし、心臓と脳だけはお母様の助けもあり、かすかに動いています。』
須「…知りませんでした」
カランッとコーヒーの氷が溶ける音がした。
なんで須田は寒いのにホットにせんかったんやろ…
【江口拓也目線】
え、俺そんな重い話の付き人になったの?
正直何聞かされるかなんも言われてなかったし…
これ…
これ……!
俺が1番気まずいやつじゃん!!!
Aは今まで見たことがある顔の中で一番暗かった。
雄大くんさんは…Aにとってそれだけ大切な人だってことがわかる。
雄大くんさん…で良いんかな…?
『病院の住所はこれです』
Aは須田さんに小さな紙を渡した。
須「ありがとうございます。行ってみます…」
すると、Aはふぅと一息ついて微笑んだ。
『仕事は見つかりましたか?』
須「お陰様で、結構大変でしたw」
『見つかったなら良かったです』
…俺…ずっと黙っとけばいいの?
なんか…ヤダな…
Aは須田さんと話しながら笑ったり驚いたりしていた。
社交辞令なのはわかっている。
でも…うぅ……
話が終わると、須田はお金だけ置いて帰ろうとした。
『元後輩に奢られるほど落ちぶれてはいません』
そう言ってAはお金を返した。
…カッコイイ
さすがだなぁ…
須田さんはお辞儀をするとそのまま帰って行った。
『ふぅ…』
Aはコーヒーを一口飲んで落ち着いていた。
すると、はっとして俺の方を見た。
『すみません、気まずかったですよね…』
江「い゛や゛っ…ゴホッゴホッ…」
『ほら、喋らないから喉が…』
Aはコーヒーが来るまで自分で飲んでいたお冷を俺に渡した。
か…関節キスぅ……
『今、変なこと考えましたよね…お冷あげませんよ…?』
そう言って俺の手から取り上げた。
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透(プロフ) - まふさん、コメントありがとうございます!そういえばその話解決してませんでしたね!?すみませんでした!後日オマケとして投稿させてもらいます! (2021年3月10日 20時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
まふ(プロフ) - とても面白くて読みやすかったです!ひとつだけ気になっている所があるのですがしぐぅは一体何者だったんでしょうか?? (2021年3月10日 7時) (レス) id: bf6db8f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
透(プロフ) - miuさん、ありがとうございます!ホントに今ホッとしてる楽しく書かせてもらっています。これからも応援よろしくお願いします! (2021年3月6日 18時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
miu - 合格おめでとうございます!これからも更新楽しみにしています! (2021年3月4日 21時) (レス) id: d9cbb62666 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:透 | 作成日時:2021年2月19日 8時