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南病院につくと俺は号室を聞いて走って向かった。

ガララッ!!

勢いよくドアを開けると、そこには眠っているユイさんとその母親らしき人がいた。

俺はペコっとお辞儀をした。

ユウヤ「ユイさんの知人のものです…ユイさんは…」

ユイ母「貴方が…ユウヤさん…?」

ユウヤ「え、あ、はい…!」

すると、ユイさんのお母さんは目を瞑るユイさんの頬に手を添えて言った。


ユイ母「遅かったわね…」


ユウヤ「え…」


ユイ母「今さっき…植物状態になったところよ…」


時間が止まった気がした。

その目に映るユイさんは、あまりにも綺麗で、まるで、人形のよう。

だから…

いや…

でも……

肌の色は白く、とても青いオーラを放っていた。

美しい…

そう、彼女は…





ただただ美しかった…





彼女の最期に、僕はツーっと涙を流した。



それから俺は何があったのか覚えていない…
ユイさんのお母さんと話をし、俺は一人とぼとぼと家に帰った。

家の前につくと、一匹の猫がいた。





青と灰色のオッドアイの猫だった。





僕は胸がいっぱいになりその場でしゃがみ込んだ。

ユウヤ「くっ…!あ゛ぁ゛…!う゛……ユ゛イ゛ざん゛…!…がはっ…くっ…ヒクッ…くそっ…!僕は…僕は…!!!ア゛…ガハッ…」


僕は泣いた。

本当に汚かった。
嗚咽しながら、苦しみ、悶え、泣きじゃくった。

…こんな僕が、ユイさんに会えた事は……奇跡なんだ…

じゃあもう、望むことは一つだけ…


僕は…


僕は…!









いつまでも貴方の幸せを願っています。

推しだって飲みたくない→←〃



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(プロフ) - まふさん、コメントありがとうございます!そういえばその話解決してませんでしたね!?すみませんでした!後日オマケとして投稿させてもらいます! (2021年3月10日 20時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
まふ(プロフ) - とても面白くて読みやすかったです!ひとつだけ気になっている所があるのですがしぐぅは一体何者だったんでしょうか?? (2021年3月10日 7時) (レス) id: bf6db8f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - miuさん、ありがとうございます!ホントに今ホッとしてる楽しく書かせてもらっています。これからも応援よろしくお願いします! (2021年3月6日 18時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
miu - 合格おめでとうございます!これからも更新楽しみにしています! (2021年3月4日 21時) (レス) id: d9cbb62666 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年2月19日 8時

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