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推しだって関係者 ページ18

【東雲A目線】

良かった…見つかって…ホントに…

私は地面にへたりこんで泣いた。

「だ、大丈夫ですか?」

『は、はい…すみません…』

私は走った。

拓也さんのところに行かな!

今のご時世電車が通っている…間に合ったら良いけど…

着いた時にはもう入場は終わっていた。

あと、十分ほどで始まる。

『あ、あのこれ!』

私は警備員さんにチケットを見せた。

警「すみません、入場時間に間に合わなかった場合入場できないことになっておりまして…」

そ、そんなアホな…!

私は帰ろうとした。

木「あ、いたいた、おーいAっ」

り、良平さん!?

良平さんは手招きをした。

私は良平さんの方に走った。

『な、なんで…』

木「おいで」

私は良平さんに手を引かれて裏口に着いた。

『え、と…?』

木「シー、特別に」

俺関係者だしっと言いながら良平さんはずっと私の手を掴みながら案内してくれた。

待って待って待って!!??
手、手えぇぇぇ!!!!!
除菌してないんですけど!!??
触れていいのぉぉぉぉぉ!!??

ガチャ

良平さんはドアを開けた。

木「おら、お姫様が帰ったぞっ!」

西「あぁ!Aさぁん!!」

宏太朗さんは私に抱きついた。

蒼「おかえり〜!」

武「おかえりなさいです」

西「間に合って良かったよぉ!」

宏太朗さんは離れようとしても力が思ったより強く、離れられない。

男の人の力だ…!!

『ちょっ…あのっ…!』

…………

江「お・れ・の!!!!」

ゴスッ!!

拓也さんは宏太朗さんの頭を殴った。

西「い゛て゛っ!!」

江「良平さんも!何でどさくさに紛れて手繋いでるんですかぁ!!」

木「え?あー、ごめんごめんw」

はわわわっ!!!
目が癒される〜!!

私は安心して、すっかり通常運転になった。

し「ね、ネーチャン…」

『はっ…しぐぅ!!!!』

私は良平さんの手を振り払い、宏太朗さんを避けた。

西木「「えぇ!?」」

武「喋った…」

『良かったぁ!!どこ行っとったんよぉぉ!』

私はしぐぅを抱きしめ泣いた。

木「…ぁ……おいえぐ」

江「なんすか〜?」

木「あの猫ちゃんに取られるぞA」

江「えぇ!?」

ニヤッと良平さんは笑った。

『しぐぅに乗り換えちゃうかもですねぇ〜』

江「ねえぇぇぇ!!A〜!?」

『ははっw嘘ですよ、私には拓也さんだけです』

江「!……そ、そっかぁ〜…」

拓也さんクネクネした。

木「惚気んな!」

蒼「何かうざーいw」

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(プロフ) - まふさん、コメントありがとうございます!そういえばその話解決してませんでしたね!?すみませんでした!後日オマケとして投稿させてもらいます! (2021年3月10日 20時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
まふ(プロフ) - とても面白くて読みやすかったです!ひとつだけ気になっている所があるのですがしぐぅは一体何者だったんでしょうか?? (2021年3月10日 7時) (レス) id: bf6db8f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - miuさん、ありがとうございます!ホントに今ホッとしてる楽しく書かせてもらっています。これからも応援よろしくお願いします! (2021年3月6日 18時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
miu - 合格おめでとうございます!これからも更新楽しみにしています! (2021年3月4日 21時) (レス) id: d9cbb62666 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年2月19日 8時

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