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推しだってお願いする ページ15

江「ありがと〜、こーたろー!」

西「むぅ…」

こーたろーは自分の髪の毛を直しながら言った。

西「ちゃんと帰ってきてくださいよ〜?」

江「うん!」

俺は裏口から外に出た。

あと…二時間…

俺はケータイで時間を確認したあと、ポッケに入れるとできるだけ急ごうと走った。

取り敢えず駅に行こうと思い、財布を出しながら走っていると、良平さんに会った。

江「あっ…」

木「うぉ!?えぐ!?何でここいんの!?お前今から舞台だろうが!」

江「そ、それどころじゃないんです!」

あ、

江「すみません、もしもの為に俺の代わりお願いできませんか!?」

パンッと俺は良平さんに手を合わせた。

木「はぁ!?いや、無理だよ…」

江「 ひ ま で しょ ! ?」

木「暇じゃねーよ!!!オフだけど!」

江「ホントにお願いします!!」

木「ってかどうせAの事だろ…」

はぁ…と良平さんはため息ついた。

江「は、はい…」

木「お前なぁ…まぁいいやっ、説教は今度するから、急いでんだろ?早く行けっ」

江「あ、はい!」

俺は走り出した。

木「ったく…一応行っとくか…」

俺は電車に乗ってAの家のある駅に降りた。

思ったよりも早く見つかった。
江「A!」

『拓也さん!?』

江「はぁ、良かった…」

すると、Aは驚き、怒った顔でこちらに来た。

『な、何でここにいるんですか!』

江「Aが来ないから!」

『ち゛か゛う゛!!!!』

江「っ…!」

『っ…くっ…拓也さんは…イベントじゃないですか…!』

Aは泣きそうだった。

『私の為なんかに…時間を使わないで…』

Aは涙を拭きながら俺に訴えた。

江「…ぁ」

俺は、どうするのが正解かわからなかった。

『それで…グズッ…なんで居るんですか…』

Aは落ち着きながら言った。

江「Aが…来ないから…」

『…それに関しては、心配して下さりありがとうございます、でも今すぐ戻ってください』

江「何でっ…」

『開始まで後一時間半しかないんですよ…早く言ってください』

なんか…なんか!!

江「嫌だ!」

『なっ…!?』

江「…Aがなんで来ないのか知らないと無理だから!!」

『…ぁ〜…もぅ…!知らないですよ!?』

江「覚悟の上!!」

俺は自信満々に手を胸に当てた。

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(プロフ) - まふさん、コメントありがとうございます!そういえばその話解決してませんでしたね!?すみませんでした!後日オマケとして投稿させてもらいます! (2021年3月10日 20時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
まふ(プロフ) - とても面白くて読みやすかったです!ひとつだけ気になっている所があるのですがしぐぅは一体何者だったんでしょうか?? (2021年3月10日 7時) (レス) id: bf6db8f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - miuさん、ありがとうございます!ホントに今ホッとしてる楽しく書かせてもらっています。これからも応援よろしくお願いします! (2021年3月6日 18時) (レス) id: abc417a122 (このIDを非表示/違反報告)
miu - 合格おめでとうございます!これからも更新楽しみにしています! (2021年3月4日 21時) (レス) id: d9cbb62666 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年2月19日 8時

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