推しだってワイに恋をする…？【江口拓也】【その他男性声優】 (ページ37)

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推しだってバトるページ37

…待って？うち須田に家の場所言ったっけ

須｢センパーイ、ポールペン忘れてましたよ〜？｣

『あ、ありがとうございます…』

須｢帰った後すぐ届けようって思ったんすけど、さすがに今届けに行っても逃げられるだろな〜って思って、あと俺仕事残ってたし、ご都合大丈夫でした？｣

そう言って須田は私に問いかけるが、取り敢えず…

何で家知っとんねん

『え、えぇ…っていうか何で家を…』

すると、須田はあぁっ！っと閃いた顔をした。

須｢部長に住所だけ教えてもらったんですよ〜まさか俺がストーカー紛いなことしてきたと思いました？心外ですよ〜｣

『はぁ…』

すると、奥にいた拓也さんが来た

江｢こーたろー、何であがらな…ど、どうも？｣

拓也さんは眉間に皺を寄せて須田を見た。

須｢あ、どうも！東雲センパイの後輩で、須田将也と申します！センパイの彼氏さんですか？高いって言うか長いっすね〜！！｣

『ち、違っ…！』

私が彼氏では無いと否定しようとすると、拓也さんが私の横に立ち、遮られた。

江｢どうも、Aの彼氏の江口拓也です｣

『なっ！？』

なんで！？と思って拓也さんの方を見ると、黄色のオーラがメラメラしていた。

黄色はわかるねんけど、何で燃えてるんすか…

須｢ど、どうしたんすか…オーラが｣

江｢これからも、｢俺の彼女｣をよろしくお願いいたします｣

そう言って拓也さんは私の方から首に腕を軽く回し、体を引き寄せた。

ん゛ん゛ん゛ん゛ん！！！？？？
うわぁ…あからさまに強く言ってるや〜ん…ってか腕たくまっし！！やっばっ！？なんなんこの腕！！！

『す、須田！ありがとうございました！』

須｢へ〜、大切にされてるんすね〜…｣

すると、須田の声のトーンが1つ下がった。

江｢まぁ、そりゃね…｣

え、何…誰のハーレムしてんの…
分かってます？目の前におるん、ただのヲタクやからね？

須｢センパーイ、また奢ってくださいね〜、センパイの酔ってる姿可愛かったですよ？｣

すると、拓也さんがバッ！っと私の方を見た。
眉が八の字になっていた。
私は固まったまま顔だけ拓也さんに向け無言で首と手を横に振った。

コイツ平気で嘘つくやん…
ってか拓也さん腕退けて貰えないでしょうか…そろそろﾀﾋぬ

江｢へぇ〜…まぁAは後輩思いなんでね〜｣

須｢その後輩思いが別の意味になる日も近いかもですよ…？｣

ミリ単位で進んでません。

須｢ね、｣

もはや後ろにバックしてます。