推しだってワイに恋をする…？【江口拓也】【その他男性声優】 (ページ1)

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推しだってやらかすページ1

『え……』

…なんでこうなったん。

朝起きるとうちはシャツとパンツ1枚で、横には声優の江口拓也似の人がいた。

まって、思い出せ…
昨日友達と飲みに行って、その帰りに道端でうずくまってる人がおったから…あれ、もしかして、その人がこの人なん…？

取り敢えずなんで下着姿のかを思い出そ…

えーと、水を飲ませようと思ったんやけど…コンビニよりうちの家が近かって…ってか、うちも軽く酔ってたし…家に連れてってそのまま寝かせた覚えはあるねんけど…お風呂入って…

確か…この人こーたろーがどうのこうのって言って寝たような…
まさか…な…。

｢んっ…ぃって…｣

お、起きた…！

『えっと、えっと…あの！！』

｢……？…うおぉえぇ！！？？｣

少しの沈黙の後、彼は驚いて飛び起きた。

『え、あ…』

｢え、ちょっ、えぇ！？｣

『あの、な、なんで…下着なんですか…！』

｢俺が知りたいです…｣

二人とも今の状況が理解できず小刻みに震えていた。

『うち…私たち…その、何も無かったですよね…？』

｢俺の記憶の限りでは無いです｣

『じゃあ…なんで……』

｢…わかんないです｣

取り敢えず二人とも酔っていたということはわかった。

『あの…』

｢は、はい…｣

『ふ、服を着たいので…』

｢え、あっ…ごめんなさい！！｣

顔を赤くしながら彼は後ろを向いた。

いや、貴方も上裸やからね！？

『……ふはっ』

私は服を着て彼のサイズに合いそうな服を渡した。

『あの、取り敢えずこれ着てください…服は洗っておきますので』

｢あ、ありがとうございます…｣

と、というか声も江口拓也さんに似とるな…

『わ、私は東雲Aと申します…あなたは…？』

江｢え、江口拓也です…ってか俺の事知らないんすね〜…こんだけアニメのグッズあって…しかもアレ俺じゃね？wま、まぁ裏方なんてそんなもんなのかな｣

あぁ、同姓同名の方でしたか…？
ん…？…アニメ？グッズ？裏方？

『有名な…音響監督さん…とかですか？』

江｢えーと…に、動かされてる人です…主にアニメやゲームのキャラの声に吹き込んでます｣

『はぁ…？』

江｢え、吹き込むまで言ったのに？w｣

『い、いえ、わかってはいるんですよ…声優さん…ですか…？』

江｢そうっすね｣

『……』

ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク

チーーーーーーーン

『えっ！…えぇ！！？？』

江｢…え、え？｣

うん、だってよ…