本心その2 ページ32
海「その電話俺が出てみたいなって思って笑」
太陽「それでなんでお泊まりなん…？」
海「その電話夜遅いっぽいし、電話くるまでAのスマホを借りるのもあれじゃん？じゃあずっとAと一緒にいればいいかなって」
祐基「なにそれずるい俺も泊まる」
拓弥「俺も行く」
稜雅「いやみんなで押しかけてどうすんだよ笑」
太陽「こっちからその人に電話かけてみるとかはやばいかな？履歴残ってないん？」
A「ごめん…怖いから消してるんだよね」
太陽「あそっか、それはそうやんな…ごめん」
A「でも、みんな家に来てくれるの嬉しい」
稜雅「マジで言ってる？いいの？」
A「寝る場所ないのがちょっと問題だけど…笑」
拓弥「そんなん床とかでいいよ」
祐基「Aが1番大事だからね」
海「じゃあ今日はAの家にお邪魔するね」
A「わかった」
〜Aの家
A「どうぞあがってください！」
稜雅「失礼します…」
太陽「お邪魔します」
A「…本当にみんなありがとね」
拓弥「こっちこそ、話してくれてありがと」
A「え？」
拓弥「ちゃんと話してくれたの嬉しかったよ」
A「…たくちゃん」
海「拓弥の言う通り。迷惑だなんて思わないから、これからも何かあった時はすぐ俺らを頼ってね」
A「…っ、うん、」
海「泣くと目腫れちゃうから笑」(涙拭き)
A「う〜…みんな優しすぎて怖い」(抱きつき)
太陽「なんで怖いねん笑」
〜1時間後
稜雅「23時過ぎか…」
太陽「まだ来ないな…」
A「でもいつもこんくらいの時間にかかっ」
＿＿＿prrrr
A「っ」
祐基「来た！？」
太陽「非通知…」
海「Aスマホ借りるね」
拓弥「海スピーカーにして」
稜雅「大丈夫」(手繋ぎ)
A「う、うん…」(抱きつき)
海「もしもし」
？『＿＿』
海「もしもし？」
？『＿＿』
拓弥「おい、お前だよないつもAに嫌がらせしてんの」
海「あなたのしてること犯罪ですよ」
？『＿＿』
海「これ以上Aに何かしてくるのであれば警察に通報します」
？『…わかりました』
ﾌﾞﾁｯ
祐基「…女の人だったね」
稜雅「いつもと同じ奴？」
A「わ、わかんない…始めて声聞いた…、けど非通知なのはいつもと同じ」
拓弥「じゃあ同じか…」
海「声とか、聞き覚えある？」
A「全然…」
太陽「もう電話こうへんよな…？」
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作者名：ｽﾃｰｷ | 作成日時：2021年8月11日 3時
