お持ち帰り ページ19
〜Aの家〜
A「…ん」
海「あ、起きた」
A「…かい？」
海「おはよぉ」
A「おはよ…えっと、なんでかいがいるの？」
海「やっぱ覚えてないか笑」
A「？」
海「昨日ライブの打ち上げでAがお酒飲んじゃったの」
A「…えっもしかして吐いた！？」
海「吐いてないよ笑」
A「あ、寝ちゃった…？」
海「そう、寝ちゃって起きなかったからAの家までタクシーで帰ってきた」
A「そうだったの…ごめん…」
海「いや全然俺は大丈夫だけど、逆に勝手に家入って大丈夫だったかなって」
A「それは全然大丈夫！海だし！」
海「なんか信頼されてるみたいで嬉しいけどさ…」
A「？」
海「俺だけじゃないんだよね笑」
A「え？」
ｶﾞﾁｬ
拓弥「あ、A起きた？」
A「たくちゃん！？」
拓弥「えなんでそんなビックリされんの？海から事情聞いたんじゃないの？」
海「ごめんまだ拓弥のこと話してなかった笑」
拓弥「あそういうこと笑」
A「え、たくちゃんにも迷惑かけちゃった！？」
拓弥「迷惑とかないよ大丈夫」
A「ほんと？」
拓弥「むしろAのことお持ち帰りできたみたいで気分良かった」
海「それ昨日からずっと言ってるじゃん笑」
拓弥「酔ってるA可愛かったし」
A「なんか一気に感謝の気持ち薄れた」
拓弥「おい」
A「でも本当に！家まで連れてきてくれてありがとうございました！」
海「どういたしまして」
拓弥「化粧は落としたけどさすがに風呂は入れてあげらんなかったから後で入りなね」
A「え！？あっほんとだメイク落としてくれてる…」
拓弥「肌荒れしたら大変だし」
A「やっぱり感謝の気持ち薄れてない」
拓弥「あっそ笑 もういいから早く風呂いけよ笑」
海「俺らそろそろ帰るし笑」
A「帰るの？」
海「俺らもお風呂入ってないからね〜」
A「うちで入っていきなよ！」
拓弥「いやいい」
A「なんでよ前は入ってたじゃん」
海「え、拓弥さん？」
拓弥「ばかそれ今言うな」
海「あ〜あこれ稜雅とかにバレたらうるさいぞ」
拓弥「海お願い言わないで」
A「言っちゃダメだったの笑」
拓弥「ダメだよ」
A「でも稜雅も前私の家のお風呂入ったよ？」
海/拓弥「は！？」
海「明日事情聴取だわ」
拓弥「許さねえ」
A「なんか稜雅ごめん…」
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作者名：ｽﾃｰｷ | 作成日時：2021年8月11日 3時
