海辺 ページ28
〜休日(稜雅宅にて)〜
A「ねえ〜」(肩叩き)
稜雅「いたっ！えっ、なに笑」
A「海行こ！」
稜雅「は！？やだよ」
A「なんで？」
稜雅「寒いし怖ぇし」
A「あそっか、海苦手なんだっけ」
稜雅「不気味で未知だし、なんか苦手なんだよなあ…絶対克服とかできないねあれは」
A「じゃあ克服するためにも！私と一緒に行こ！」
稜雅「話聞いてた？」
A「はい行くよ！」
稜雅「最悪…しかも運転すんの俺じゃん」
A「お願いします！」
稜雅「この時期絶対まだ寒いよ、いいの？」
A「いーの！」
稜雅「ああもう…はい、もう…行きますか」
A「やった！」
〜海〜
A「着いた〜！すごい！人いない！」
稜雅「そりゃ夕方過ぎてるしね」
A「…っ、寒い」
稜雅「いや言ったじゃん、俺言ったじゃんまだ寒いよって」
A「う…でも稜雅と海来たかったんだもん…」
稜雅「…はぁー、海じゃなくてもいいだろ別に…ったく」(上着貸し)
A「えっいいよ！稜雅寒くなるじゃん！」
稜雅「お前のせいで熱いわ色々」
A「え？なんで？」
稜雅「ﾊｲｯなんでもないで〜す、まあほら、せっかく来たんだから貝殻くらい拾ってこうぜ」
A「貝殻、笑」
稜雅「あ、ほらこれ綺麗じゃね？」
A「ほんとだ…ちょっと紫っぽくない？」
稜雅「え、暗くて色よく見えないんだけどA見えんの？笑」
A「見えるよ笑 …ねえ稜雅」
稜雅「ん？」
A「またどっか行こうね」
稜雅「お〜行くかあ、もう海は来ないけど」
A「海はもういいよ笑」
稜雅「じゃあまた休みが合ったらな」
A「やった！」
稜雅「…え何、今日俺の日だったりする？やけに甘えんぼじゃん」
A「へへ、当たり、稜雅の日だよ今日」
稜雅「わお、まじか」
A「いつもリーダーありがとね」
稜雅「いやまあ、ん…こちらこそ」
A「よし！貝殻も拾ったし！ご飯食べて帰ろ！」
稜雅「ほんと自由だな笑」
A「お肉食べたい！」
稜雅「はいはい笑」
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作者名：ｽﾃｰｷ | 作成日時：2020年5月3日 3時
