看病 ページ16
〜A宅にて〜
稜雅「おまえバカなの？」
A「…うるさいなあ」
稜雅「あれだけ言ったよね？雨で濡れたんだからちゃんと温まって寝ろよって、俺3回くらい言ったよね？なんで風邪引いてんの？」
A「…」
稜雅「なんで帰ってそのまま寝るわけ？」
A「リハで疲れてたの！…っ、ｹﾞﾎｯｹﾎｯ」
稜雅「ああもう…いいから、大人しく寝てろ…、熱は？」
A「…37度ちょっと」
稜雅「微熱か…薬飲んだ？」
A「うん…」
稜雅「よし」
A「…今日来てくれてありがとう、…1人寂しかった」
稜雅「…まあ？リーダーっすから？」
A「それ関係あるの？笑」
稜雅「わかんないけど笑」
A「……あたまものども痛い」
稜雅「薬効くの時間かかるんだよ、大丈夫」(頭撫で)
A「私が風邪引いてるからこんなに優しいの？」
稜雅「は？」
A「稜雅が優しいの、こわい、ｹﾎｯ」
稜雅「喧嘩売ってんの？俺は毎日優しいだろ、てかほら、もう寝てなって」
A「…ずっとここにいてくれる？」
稜雅「ふはっ、大丈夫いるよ」
A「ん…ありがと」
稜雅「…お前こういう時しかちゃんと休まないんだから、しっかり休めよ？」
A「ん…りょうが、風邪…うつらない？」
稜雅「俺は大丈夫、てかお前に移されるなら別にいいよ」
A「…ふふ、なにそれ笑」
稜雅「…………A？」
A「…ｽｩ」
稜雅「寝たか…。…ったく、風邪引くと弱々しくなるのやめてくれ…くそ…」
A「…ｽｩ」
稜雅「……ダメだ、落ち着け船津稜雅。変なこと考え始める前にお粥でも作るぞ」
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作者名：ｽﾃｰｷ | 作成日時：2020年5月3日 3時
