らぶ特急2 (ページ11)

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構って3 ページ11

～A宅にて～

稜雅「…あの～、Aさん？」

A「んー？」

稜雅「え、さっきから何してんの？」

A「動画見てる」

稜雅「なんの？」

A「超特急」

稜雅「おま…、休みの日まで超特急かよ…」

A「私はいつだって超特急だよ」

稜雅「…あの、そろそろ休憩しません？ずっとスマホ見てると目疲れるよ」

A「別に平気～」

稜雅「いやでもほら、ね、健康とかにも、ね、悪いし」

A「いっつもゲームしてる稜雅には言われたくありません笑」

稜雅「ああもう…おっしゃる通りですわ」

A「さっきからどうしたの？笑」

稜雅「いや…その…、ね、ちょっと、あれです、…俺にも構えよ的な…あれです…はい」

A「なに？よく分かんない」

稜雅「いやだから、…スマホばっかじゃなくて、稜雅お兄さんとお話でも、しませんかっていう、ね」(Aのそばに座る)

A「…ふふっ、いいよ、お話しよ！」(抱きつき)

稜雅「あぶなっ！おま、いきなりダイブしてくんなよ！」(受け止め)

A「またまた～嬉しいくせに」

稜雅「お兄ちゃんAをそんな子に育てた覚えはありませんよ～」

A「育てられた覚えないでーす」

稜雅「…2人なんだから、もっと構えよな」

A「え？」

稜雅「何でもねえよばーか」(頭ぐしゃぐしゃ)

A「ちょっと！ありえない！」

稜雅「ふはっ、髪ボサボサ笑」

A「あーもううざ、嫌い」

稜雅「すぐ嫌いって言うのやめない？」

A「やめない」

稜雅「うん知ってた」