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片恋 ページ10

ついに、運命の時。


放課後になってしまった。


祐基くんは「じゃあ待ってるからね」って言って早々に1人で部活に向かってしまった。

多分そろそろ拓弥が迎えに来てくれるはずなんだけど…中々来ない。


教室に残ってる人も疎らになってきた。


部室まで案内するからって言ってたのになぁ


「たくちゃんどうしたんだろ…」


いつもは秒で来るのになぁ、なんて不思議に思ってた時、


?「あの…」


後ろから声をかけられる。



「はい?」


放課後に何かやらなきゃいけないこと忘れてたっけ?と思いながら恐る恐る振り向くと、そこには


「…っ!?」





船津くんが立っていた。







「…ぁ…」


やばい、また死ぬ。



そう思っても時すでに遅しで、私はもう一歩も動けないくらい体がガチガチに固まってしまった。


稜雅「…えっと、急に話しかけてごめん、その…さっき具合悪そうだったから…大丈夫かなって思って」









これは、夢?

私いま、船津くんに話しかけられてる…?


どうしよう、何か、何か私も言わなきゃ…
お願いだから声出て


「…っ、あの、」

稜雅「…?」



なにか言葉を出そうとすると、何故か代わりに涙が出てきそうになる。
ダメだこれ、1人じゃダメ、たくちゃん早く来て




そう思った時、


拓弥「ごめん遅れた!」


教室のドアを勢いよく開けて拓弥がやってきた。

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俺らの全てを凌駕(^o^)(プロフ) - なんかもう登場人物全員の立ち位置というか、きっともし同級生だったらこんな感じなんだろうながドンピシャすぎてめちゃくちゃ好きです!!更新待ってます🥹 (1月19日 3時) (レス) id: 431790bc7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ステーキ | 作成日時:2022年2月14日 6時

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