うるさい黙れ。【まふまふ】

(１９)なう ページ21

まふまふside

まふ「ん………ん〜？」

あれ？僕今何してるんだろ。

そう思ってまぶたを開ける。

すると雲ひとつない空が見えた。

なんで俺上なんか向いてるんだろ。

そう思って辺りを見回そうと顔を横に向けた。

まふ「ｯｯ///」

俺は理解した。


今Aに膝枕をされている。

そしてAは僕が起きたことに一切気づいてなかった。

さすがごりrじゃなくてあほ人間

というか普段のAならこんなことは絶対にしてくれない。

なんかあったっけと

今までの記憶をたどる。





そうだ。

Aは天月くんのことを

【男】として見ているつまり【恋愛対象】

そう言ったんだ。

それを聞いてショックで倒れたんだった……



俺の方がAと一緒に過ごした時間は確実に長い。

思い出だって俺の方が多い。

なのに俺はAに【恋愛対象】として見られているという実感を得たことは無かった。



それなのに今日あったばかりの天月くんのことは………


やめよ。こんなこと考えんのは……

俺らしくないじゃん。

俺はAの1番の親友。

Aとケンカした回数は誰よりも多いけど

Aと1番仲いいのはきっと俺だ。

だから大丈夫。

おれにもきっとチャンスはある。

だから………



だから………







ﾊﾞﾁﾝｯ

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