39 私を守り抜いて ページ43
私が住んでいた屋敷…いや、我が家に行くのは
れっきとした任務である。
この任務のメンバーは
ラック「はいはーい♪僕だよー♪」
バネッサ「なんで私まで…」
ヤミ「お前はなんか文献に詳しそうだから」
アスタ「Aの我が家楽しみっす！」
……以下の4人と、私である。
「ただの里帰りのはず…なんだけどね」
ラック「なんだかダンジョンを探検する
みたいで楽しみだね！！」
「………」
私は先輩を睨む。
これは生半可なものではない、
この任務は私にとって大きな存在になるだろう
先輩はこの任務の重さに気づいたのか
苦笑いで訂正する。
ラック「冗談だよ…これは遊びじゃない、
Aちゃんの為に僕、
本気で頑張るから！」
先輩は、えへへ♪と笑った。
ノエル「なんで私は留守番組なのよ！」
先輩が拗ねている…可愛い…
「でも留守番も大事ですよね？」
私はアスタ先輩のほうを向く。
アスタ「あ？あぁ…留守番も任務のうちだぜ！
頑張れよ！ノエル！」
先輩はノエル先輩の頭をポンポンする。
ノエル「………！！！わ、分かってるわよ！」
顔が真っ赤だ。
私は分かっている。
団長はこの任務を
強い人を少人数…という条件に絞っている。
団長は任務の重大さを知っていた……
何か…嫌な予感がする…………
ラック「どうしたの？怖い顔してるよ？」
先輩が私の顔を覗き込む。
「あ、すみません…少し考え事を…」
ラック「屋敷にはやっぱり強い人達がいるの？
「いや、皆屋敷を捨てて出ていったと聞いたよ
たぶん人はいない。
それにしても…
団長はこの予感を予測しているのか…？
ラック「大丈夫！！」
ラック「僕が君を守ってあげる！」
「……じゃあ私を守り抜いてみなよ」
そのときの私は、
何かにすがる思いだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺぷし(プロフ) - ワイモイさん» ご気遣いありがとうございます！更新はマイペースでやっていくと思いますが、どうかよろしくお願いします！ (2018年9月13日 23時) (
レス) id: 9a195fc49e (このIDを非表示/違反報告)
ワイモイ - 面白いです！最近占ツク見たばかりですけど、すごく面白いです！更新無理しない程度に、頑張って下さい！ (2018年9月13日 15時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぷし(プロフ) - ルシアさん» レス遅くなってすみませんご感想ありがとうございます！ (2018年9月12日 23時) (レス) id: 9a195fc49e (このIDを非表示/違反報告)
ルシア - あ、すみません。漢字間違えました (2018年9月6日 22時) (レス) id: c34dfc5c52 (このIDを非表示/違反報告)
ルシア - 凄く面白いです！早く続き見たいです！再新頑張ってください！ (2018年9月6日 21時) (レス) id: c34dfc5c52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺぷし | 作成日時：2018年9月2日 17時
