10 夢のなかには ページ12
『A、お皿を片付けて。』
「はい」
『あの子、まだ8才なのに本当に立派だね。』
『えぇ、____とは思えないよね。』
『メトロノーミア家はもう二人だけなのね。』
『あの有名な貴族も落ちぶれましたね』
こんな雑音
『おいで、A。』
「はい!おじいさま!」
この人と一緒に居れば聞こえない。
『ミルクティーを入れてくれるかい?』
「本当にミルクティーが好きなのですね!」
『いつか僕以外にも入れる日が来るんだよ』
「私はおじいさまにしか入れません!」
『それは嬉しいね、でも優しくしなきゃ』
「はーい」
『Aは本当に人間に似てるね』
「私もいつかニンゲンになれますか?」
その時の私は人間を知らなかった。
『どうだろうね、___を入れなかったから』
「___ってなんですか?」
『人間に必要なものだよ』
『入れ忘れちゃったんだ、ごめんね』
「いいえ!私が自分で探しますから!」
「ハッ!!!!」
辺りを見回すと、自分の部屋だ。
「見たくもない夢を見てしまった…」
ミルクティー、簡単に先輩に入れてしまった…
アスタ「お前、うなされてたぞ?どしたの?」
いつの間に入ってきたのか、先輩がいる。
額に手をあてると、汗もかいていた
「あぁ…悪夢ですよ、ただの。」
アスタ「そうか、晩飯だから行こう。」
「………はい」
そうして息をつくひまもなく、
私は夕食を食べに、団欒室に行く。
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ぺぷし(プロフ) - ワイモイさん» ご気遣いありがとうございます!更新はマイペースでやっていくと思いますが、どうかよろしくお願いします! (2018年9月13日 23時) (レス) id: 9a195fc49e (このIDを非表示/違反報告)
ワイモイ - 面白いです!最近占ツク見たばかりですけど、すごく面白いです!更新無理しない程度に、頑張って下さい! (2018年9月13日 15時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぷし(プロフ) - ルシアさん» レス遅くなってすみませんご感想ありがとうございます! (2018年9月12日 23時) (レス) id: 9a195fc49e (このIDを非表示/違反報告)
ルシア - あ、すみません。漢字間違えました (2018年9月6日 22時) (レス) id: c34dfc5c52 (このIDを非表示/違反報告)
ルシア - 凄く面白いです!早く続き見たいです!再新頑張ってください! (2018年9月6日 21時) (レス) id: c34dfc5c52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺぷし | 作成日時:2018年9月2日 17時