S #10 Araki 「アイス」 ページ10
「ん〜っ、あっつい！」
『だって夏じゃん、しょうがないよ』
「そうだけどさ〜」
ただいま、彼女と二人でドライブしてます
「ねっ、コンビニ寄ろう？
で、アイス買ってきて！」
『えっ、俺一人で⁈』
「当たり前じゃん！焼けたくないし」
『おいおい、このモッテモテな俺様を
一人で行かしていいのかい？
女の子が寄ってくるぞ？』
「ふーん、いいんじゃない？」
『えっ⁈』
まぁ、Aに逆らえるわけもなく
俺はコンビニに車を止めた。
『何が欲しいの？』
「う〜ん、、、かき氷的なアイス。」
『分かった…
ほんとに、俺一人？』
俺は軽く流したけど意外と
さっきの会話胸に刺さってるんで
もっかい聞いてみたけど…
「何回も言わせないで」
冷たっ‼︎
アイスより冷たいや。
俺はしぶしぶ、コンビニへ。
アイスコーナーへ行くと、
さっぱりしてそうなかき氷的なアイスが。
Aは確か、ソーダ味が好きなんだよな
俺はソーダ味を手に取った。
でも、なんだか悲しくなった。
俺はAのことこんな好きなのに…
Aはもうどうでもいいのかな？
俺はトボトボと車へ戻った。
「ありがとう、貴裕。」
Aは美味しそうな顔をしながら
アイスを食べ始めた。
俺は、嘘をついた。
『さっき、コンビニの店員の子が
俺のファンって言ってきた』
と。
どんな反応するかな。
「へぇ〜良かったじゃん。」
でも、やっぱり予想通りの反応。
冷たいのはいつものことだけどさ…
『Aはさ、俺のこと嫌い？』
「は、なんで？」
『…ヤキモチの一つも妬いてくれない』
俺はついに本音がでた。
するとAは
「ふふっ。バカだなぁ〜
嫌いだったらドライブなんてこないよ」
と笑った。そして
「もし、貴裕が声かけられたとしても
私は貴裕が浮気するようやつじゃないって
信じてるし。」
俺は嬉しすぎて感情が溢れて
Aの唇にキスをした。
「んっ…ちょっ//」
『俺やっぱAが好き！
ずっと一緒にいてください』
今年の夏は
アイスも溶けそうな
熱い夏になりそうです。
＿______＿____________
理子さんリクエスト
もう夏なのでアイスのお話にしてみました
いかがでしかたか？
遅くなってしまいすみません！
S #29 Ogawa「嫌いな理由」→←G #61 Nakai 「新婚生活」
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さや - まゆこさん» 気長に待ちます！ (2018年8月11日 16時) (
レス) id: e1494134c3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆこ(プロフ) - さやさん» ほんまですか！そう言ってもらえるとほんまに嬉しいです！了解しました！…でも少し遅くなります！すみません！ (2018年8月10日 22時) (レス) id: 2288335655 (このIDを非表示/違反報告)
さや - まゆこさん» ｻﾌﾞﾀｲﾄﾙが欅坂46の曲で､それに引かれて読んで見たら､曲の歌詞と合っていたので､ﾋﾟﾝと来ました｡ついでにｶｰﾌﾟの安部友裕選手の話をﾘｸｴｽﾄします｡ (2018年8月9日 17時) (レス) id: e1494134c3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆこ(プロフ) - さやさん» 読んで下さってありがとうございます！はい大好きです！！！ (2018年7月31日 22時) (レス) id: e5463b5bae (このIDを非表示/違反報告)
さや - 少しだけ読みました｡欅坂46､好きなんですか？ (2018年7月31日 5時) (レス) id: e1494134c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2017年5月4日 16時
